内容説明
社交界デビューに向け常に品格ある振る舞いに努めてきたラヴィニア。だがデビューは大失敗に終わった。“女たらしの悪魔”と呼ばれる次期男爵タックから半ば無理やりダンスに誘われたところ、転倒して周囲の紳士淑女を巻き添えにしてしまい大騒ぎになったのだ。翌日、涙に暮れるラヴィニアのもとに、責任を感じたらしいタックが訪ねてきて申し出た。君を最高のレディに変身させ、社交界の花にしてみせよう、と。
著者等紹介
ボイル,エリザベス[ボイル,エリザベス] [Boyle,Elizabeth]
世界中の読者から愛され、彼女の作品はページターナーと呼ばれている。1996年に作家デビューして以来、NYタイムズ紙やUSAトゥデイのベストセラーリストを飾るようになり、またRITA賞やロマンティック・タイムズ紙での受賞歴も。夫とふたりの息子とともにシアトルで暮らす
富永佐知子[トミナガサチコ]
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
13
シリーズ物のようで、読んでいくうちに色々な???があった。他を読んでみないと評価できない気がする。その中でもヒーローの母と大伯父が気になった。犯罪者なの?なかなか面白かったのでもっと読んで全体像を把握したい。2022/08/12
ユキタ
2
前作の続きというか、同じ時間軸のラヴィニアサイドの物語。品格あるレディを目指してきたお堅いラヴィニアが思わぬ「才能」を開花させていく後半が面白かった。社交界のダイヤモンドどころか、普通にあの技術を駆使して裏社会を牛耳るノワールロマンスでもいけるぞあれは(笑)。2024/04/19