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出版社内容情報
領主の花嫁にふさわしからぬ、
出自の知れない記憶喪失の娘。
さる一族の領主ギルクライストは、どしゃ降りのなか、
ハイランドの泉で倒れていたはかなげな乙女を助けた。
名や出自を尋ねても、彼女は思い出すのはおろか口もきけなかった。
“処女の泉”と呼ばれるこの地には癒やしの力があるとされ、
手負いの者や、純潔を取り戻したい訳ありの女が訪れると言われている。
この天使を絵に描いたような娘が、まさか清純ではないと……?
彼女の指輪から名はレイチェルとわかったものの、それ以外は不詳で、
ギルクライストはとんだ厄介を背負い込んだものだと自戒した。
一族の長として一刻も早く花嫁を迎えなくてはならない身で、
どこの馬の骨とも知れぬ娘の純真無垢な姿から目が離せなくなるとは。
風光明媚なスコットランドを舞台に、せつなくて、もどかしい恋が描かれるハイランダー・ロマンスをお届けします。嵐のなか出会った美しき手負いの領主と記憶喪失の娘は心を通わせるようになりますが、やがて記憶が戻ったとき、ふたたび嵐のような壮絶な展開に!
デブラ・リー・ブラウン[デブラリーブラウン]
沢田 純[サワダジュン]
内容説明
さる一族の領主ギルクライストは、どしゃ降りのなか、ハイランドの泉で倒れていたはかなげな乙女を助けた。名や出自を尋ねても、彼女は思い出すのはおろか口もきけなかった。“処女の泉”と呼ばれるこの地には癒やしの力があるとされ、手負いの者や、純潔を取り戻したい訳ありの女が訪れると言われている。この天使を絵に描いたような娘が、まさか清純ではないと…?彼女の指輪から名はレイチェルとわかったものの、それ以外は不詳で、ギルクライストはとんだ厄介を背負い込んだものだと自戒した。一族の長として一刻も早く花嫁を迎えなくてはならない身で、どこの馬の骨とも知れぬ娘の純真無垢な姿から目が離せなくなるとは。
著者等紹介
ブラウン,デブラ・リー[ブラウン,デブラリー] [Brown,Debra Lee]
1997年からロマンス小説家を志し、『ハイランダーと清らな娘』がデビュー作となる。カリフォルニア州出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。