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内容説明
賭博にうつつを抜かしてすべてを失った父親のせいで、エイミーは悪名高い貴族に売り渡されるはめになった。なんてこと、娘を競りにかけるなんて―おびえて家を飛び出したエイミーは、新聞で見つけた家庭教師の働き口を頼りにヨークシャーへと向かう。迎えに現れたのは、険しい表情を浮かべた暴君のような男性。彼が雇い主のセプティマス・ココランだと知り、エイミーは青ざめた。さらに、伯爵位を継いだばかりの彼が求めているのは、家庭教師ではなく“非の打ちどころのない妻”だと判明する。エイミーは絶望に駆られて彼の館から立ち去ろうとしたが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
こんな深刻なタイトルにすべきじゃないですよ、もう。愛すべきぶっきらぼうな元兵士たちに、超がつくほど自分に自信のない隻眼の元海軍大佐…このおっとこくさい所帯に雇われた女子のとまどいと、いろいろなすれ違いや思い込み…もう笑いっぱなしでした。2018/10/23
akiyuki_1717
3
ヒストリカルトしては、初めて終始楽しめた。ヒロインが強気だけど、自分の間違いを素直に謝罪するし、立場をわきまえる分別もあり、私が今まで読んだヒストリカルトは一味違った。こんな作品がもう少しあると、苦手意識もなくなるかも…ヒーローが無骨だけど、優しさがにじみ出るところや、傍若無人に振舞ったあとに後悔し、直ぐに謝りに行くところもとても良かった。ヒロインの秘密を知ってから、理由も聞かずに誤解したままヒロインを突き放したのはブーだけど、全体的に常にヒロインを大切にするところは、ほのぼのとしていい感じでした。2015/08/07
EDAMAME
1
「忘れられた婚約者」のスピンオフ。ちょっと意地っ張りなヒロインだがはっきりした性格もあり好感がもてる。海軍の男の伯爵はぶっきらぼうで無骨だけれど魅力あり。おもしろかった。2014/03/28
マル
0
元部下たちがいなかったら成立しなかったよねー
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