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内容説明
目を覚ましたマリーナは見知らぬ家のベッドに横たわっていた。下着は身につけておらず、隣には裸のタナートン侯爵が眠っている。驚いて悲鳴をあげかけたとき、マリーナはすべてを思い出した。昨夜、嵐で船が難破し、侯爵と一緒に海に投げ出されたのだ。彼は見ず知らずのマリーナを命がけで助け、介抱してくれた…。タナートン侯爵は覚えていないようだが、マリーナは彼と一度だけ踊ったことがあり、以来ひそかに憧れていた。その彼の見せるやさしさに胸を熱くさせながらも、ある事情から姿を隠さなければならないマリーナが去ろうとすると、侯爵は決然と言った。わたしがあなたの力になります、と。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みータン
2
ちょっと間抜け？とかお人よしだとか、さんざん書いたタナートン侯爵がヒーローのお話。ちがうんだわ、常識を乗り越えた場所にいる「鷹揚な人」だったのね…ｼﾐｼﾞﾐ。今回もお金の大判振る舞いだよ～♪なんと敵にまで与えてしまう気前の良さ！^^；淡々と進むお話で、ちょっとあっけなさすぎるラストですが、まあ面白かったです…ﾀﾌﾞﾝ。 ★３2012/06/13
Ｍｅｉ♪
0
まあまあ面白かったけど、もう少しなんとなくだけど、登場人物が説明不足な様な…ちょっと消化不良な感じがしました。2014/03/18
kyara
0
前作でなんだかオマヌケに見えた侯爵を、まあ良く此処まで膨らませたこと(笑)2012/09/15
キッチンタイマー
0
それなりに面白かったと思う。訳文がなんかブチブチと流れに乗ってない感じで時々集中力がなくなってた。2012/08/11
