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内容説明
短気で気まぐれ、放蕩者と評判の子爵が帰ってきた。隣の領地に暮らすとはいえ、貧しい医師の娘にすぎないイザベルには関係のないことだ。だが、当のブラックウッド子爵にとっては違うらしい。ある容疑をかけられた彼が９年ぶりに帰還できたのは、イザベルが発見した手記によって無実を証明できたからだと感謝し、ことあるごとに彼女の前に現れ、手を貸そうとするのだ。彼の厚意にとまどいながらも、子爵が時折見せるやわらかな笑みにイザベルの胸は高鳴った。でも勘違いしてはだめ。彼はただ恩返ししたいだけなのだから…。ユーモアに溢れるふたりの会話が魅力の作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みータン
2
「初恋の帰る場所」関連作。子爵ヒーローの父兄殺人事件の解決編です。あらましは理解できても、そこまでの細かい展開が妙に小難しいと感じてしまったな。しっかり者のヒロインと気前が良く人気急上昇のヒーロー（笑）2011/09/26
kyara
1
何だかぬるいお話。冷静でエキセントリックでないヒーローには安心してはいられるが、ときめかないの…前作のスピンらしいけど、読んでなくてもサスペンス部分は、見え見えでした。2011/10/13
ひまわり
1
謎解きメインのロマンス。前作で存在感のあったヒーローがヒロインに惹かれていく様子がいい。なんだかかなりカットされてる？会話の流れで唐突なところがあるし、既出の出来事みたいに語られる事も初耳なんですけど。2011/09/25
くろうさぎ
0
ヒロインはとっても活発でアシュリーらしい人物だったなぁ・・・・。そのヒロインに惹かれて行く様子がとっても楽しい。でも、なんか前に読んだような気がする流れなのが・・・・。2013/04/05
