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内容説明
ヘレンはある舞踊会に出席した午後、しつこい求婚者の手下にさらわれてしまう。連行される途中でその男たちともみあっているとき、見知らぬ男性に助けられ、ロンドンまで送ってもらうことになった。だが天候が崩れ、思いがけず足止めを食った二人は、偶然見つけた小屋でひと晩過ごすことになる。初めて見たときから、彼の美しい瞳に引き込まれていた。今夜だけなら、思いきった冒険をしてみてもいいはず。男性と一夜を過ごした翌朝、彼女は自分の素性も明かさずに別れるが、運命は思いがけない罠を二人に用意していた。
著者等紹介
ローレンス,ステファニー[ローレンス,ステファニー][Laurens,Stephanie]
セイロン(現スリランカ)生まれ。五歳のとき、一家でオーストラリアのメルボルンに移り住む。大学では生化学を専攻して博士号を取得、その後、最愛の夫とともにロンドンに渡り、四年を過ごしたのち、帰国。研究活動に従事しつつ、十代のころから愛読していた歴史ロマンス小説を書き始める。現在ではアメリカでも人気が高まり、ベストセラーリストの常連に名を連ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
読み友さんから。4人男兄弟の3男という使えないポジションに生まれ、母親に疎まれ(父親にはかわいがられて)育った放蕩者が主人公。そして、彼ったらもう頑張るんですよ!まずは崩落しかけている屋敷を立て直し、「彼女と結婚する!」と決めてからは自分の評判を立て直し、彼女に真面目に求愛し…もう一直線!かわいいんだなあ。女子も清く正しく素敵ですが、とにかく男子の奮闘っぷりを楽しめるロマンスです。ここまでしてもらったら(しかもハンサムでお金持ちですよ)女冥利につきるよなあ。2016/09/14
blue_ash
1
このヒロインさんは静のトラブルメイカーなのかなと(ある程度トラブルメイカーじゃないと物語にはならないのだろうけど)。動の方よりまわりの方の実害は大きいのかもしれない…優しすぎてまわりを考えすぎるというだけなら感情移入できるのだけれど、それまでの歴史を考えてもあまりにネガティブすぎて独り善がりな感じが(色々気にする割に妙に行動力あるので余計に間がよくない)。でも昔こういう方は実際には案外いらしたんじゃという感じがするのが少し皮肉。そして悪役がそろってあまりに覇気がなく、ヒロインの欠点のマイナスに飲み2016/01/03
まるかず
1
ヒロインとヒーローそれぞれのていねいな心理描写、ステキな脇役たち、すばらしい満足感を味わえました♪2008/09/14
葉月
0
C2011/06/03
くろうさぎ
0
ヒロインてば、何をごちゃごちゃ考えてるんだろう??と思いながら、読み進めてました。相手を思ってとはいえ、最初の決断はまだしても、次の決断があまりにも馬鹿らしくて唖然!有り得ませんね・・・・。ヒーローの方は、まぁ、思い込んだらまっしぐらに進んでいくのはいいかも・・・・!2011/01/08