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内容説明
二年前、アメリーは二十二歳の若さで未亡人となった。人々の心ない中傷から逃れたくてリッチモンドに越してきて早々、訪れた高級宝飾店で、ハンサムな兄弟に声をかけられる。地元では有名な放蕩貴族、エリオット卿とレイン卿だった。もう誘惑されるのはこりごりなのに…。数日後、亡父の賭博仲間が金を無心しに屋敷に現れた。困惑した彼女はとっさに嘘をついた。エリオット卿と婚約した、と。タイミングよくエリオット卿本人が現れ、窮地を救われたものの、彼は突然アメリーを抱きしめキスをする。そしてこう言ったのだ。「わたしが個人的に教えてさしあげましょうか?」亡き夫にキスもされたことがないと、見透かされてしまった?誰もが思わず振り返る優美な若き未亡人、アメリー。その謎めいた境遇に放蕩貴族のエリオット卿も興味を引かれ…。『仮面をはずした花嫁』の関連作品。
著者等紹介
ランドン,ジュリエット[ランドン,ジュリエット][Landon,Juliet]
イギリス北部の古代の面影を残す村に、引退した科学者の夫とともに住む。美術や歴史に対する興味が旺盛で、豊かな想像力が生きると思い、ヒストリカルの小説を書き始めた。刺繍について豊富な知識と技術を身につけ、その腕前はプロとして講師を務めるほど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こえん
1
2年前に夫を亡くしたヒロインと、侯爵の息子のヒーロー。ヒロインが美貌で裕福なため何かと耳目を集めやすい上、秘密をもってもいるので夫の死に関わる男に脅迫される羽目に…。そんな時にとっさに婚約者として挙げたのがヒーローの名で、ヒロインに惹かれていた彼がすかさず大接近するので可笑しかった。序盤のヒロインの慈善活動への関わり方が釈然としなかったけど、後ろの方になってすごく納得した。2010/03/20
ひまわり
0
ごちゃごちゃしてる割には盛り上りに欠ける。なんちゃって未亡人のヒロイン。2011/10/17
くろうさぎ
0
なんだか、ごちゃごちゃとした話だった。ヒロインの周りがごたごたしすぎてよくなかったのかも・・・・。ヒロイン姪のその一つかな・・・・。ヒーローの申し出を全然信じないヒロインにもちょっと・・・・。2010/11/15