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内容説明
ドミニ・ド・モントフォードはハーウッドの女君主である。彼女の領地は“湿地帯の狼”という盗賊団の脅威にさらされていた。家臣と領民を救うために、ドミニは修道院へ向かう。かつてハーウッドの君主であり、勇猛果敢な戦士だったアーマンドを連れ戻すためだ。アーマンドは政治的な裏切りにあったことがきっかけで厭世的な気分に陥り、修道院に入ったのだった。俗世に戻ることをかたくなに拒むアーマンドに、困りはてるドミニ。二人の言い分を聞いた大修道院長は意外にも彼に修道院を去るよう促す。こうしてアーマンドは再び剣を手に取ることになったが…。
著者等紹介
ヘイル,デボラ[ヘイル,デボラ][Hale,Deborah]
カナダ出身。1997年にアメリカ・ロマンス作家協会のゴールデン・ハート賞を受賞、翌年には米ハーレクイン社からデビュー。以来、数々の作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三河のだら
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中世イングランドについての知識がほとんどない私でも、情景や人物がいきいきと想像できる豊かな描写。ロマンス小説だけど歴史ものとしても十分面白い。その分華やかさには欠けるか?ヒロイン&ヒーローが何度もピンチに陥るので、ハッピーエンドになるとわかっていてもハラハラした。ヒロインは現実主義者、ヒーローは理想主義者で全く違うタイプだけど、どちらも責任感が強くて好感のもてるキャラクター。この作者の描くヒロインもヒーローも「人間として」魅力的なのですっかりファンになってしまった。2016/02/29
くろうさぎ
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設定がちょっと複雑??親が領主同士。片方の親が死んで養子に?戦いの中で人をあやめるのが嫌になり、修道士に・・・?う~~~ん。2011/11/06