ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス
聖なる夜に

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596322005
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

『雪のプロローグ』―ある雪の夜、未亡人エリーの家の前に、まるで窓辺に灯るキャンドルの光に導かれたかのように一人の男が倒れていた。記憶をなくした彼の世話をするうちに、二人のあいだには愛が芽生えた。しかし、それも彼の素性が明らかになるまでのことだった。『サファイアの魔法』―レディとして華麗な日々を送っていた過去を隠し、家庭教師に身をやつすセーラの前に現れたのは思いもよらぬ人だった。かつて愛し合いながら、彼女を捨てたレヴィールだ。一緒にクリスマスを過ごすはめになったが、彼女は過去の傷跡を拭いきれない。『クリスマスは伯爵と』―男爵の娘ベスは生涯独身を通すと決めている。自分勝手な貴族の男性と結婚するなどうんざりだった。彼女はどうにかして父親が決めた婚約者から逃れようと、幼なじみのジャックに一芝居打つことを持ちかけた。ジャックがベスに夢中だとも知らぬままに。

著者等紹介

グレイシー,アン[グレイシー,アン][Gracie,Anne]
オーストラリア生まれ。スコットランド、マレーシア、ギリシアと、世界各国で過ごす。英国十九世紀摂政時代に興味を持ったのは十一歳のときで、果敢にも図書館でジョーゼット・ヘイヤーを借りたのが歴史ロマンス小説に接した最初の機会だった。現在はオーストラリアのメルボルンに住み、余暇にはガーデニングや料理を楽しんでいる

ジャレット,ミランダ[ジャレット,ミランダ][Jarrett,Miranda]
ブラウン大学で美術史を学ぶ。もし作家になっていなかったら、アーティストかデザイナーになっていたと語る。二人目の子どもの産休中に初めて書いた作品をハーレクイン社に送ったことがきっかけとなり、作家への道を歩み始めた。ゴールデン・リーフ賞受賞やRITA賞のファイナリストなど、数多くの実績を持つ

ストーン,リン[ストーン,リン][Stone,Lyn]
文章を書くのも、絵を描くのも大好きで、一時期はイラストレーターとして働いていた。ロマンス小説を執筆するきっかけとなったのは、表紙のイラストの仕事を探していたとき。ふと本の内容に興味を持ち、書いてみることを思い立った。すでにロマンス小説の愛読者だったため、無理なく書くことができたと語る。現在は夫のアレンとともにアラバマ州に住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

9
中編3作が入っているヒストリカルロマンスです。クリスマスに幸せが訪れるのは、キリスト教国の王道ですね。かわいい娘さんが出てくる薄幸の未亡人のお話は胸キュンです。独身主義(当時の女性の権利のなさを思えば気持ちはわかります)の女子とその女子をず~っと好きだった男子のちょっとから騒ぎ的なお話も面白いです。でも、インドに対する当時の偏見などをエピソードに差し込んでいる2作目が好みでした。カルカッタにはしばらく滞在し、出てくるストリートにある古い洋館に泊まったからかも。2015/10/01

Mrs.涼子

1
面白かった。アン・グレイシー 「雪のプロローグ」の為だけでも、読む価値があった。2010/11/16

うさぎもち

1
この手のハーレクインのアンソロジーの中ではまぁまぁかと。リン・ストーンの作品はありきたりだけどヒロインの父と従姉妹のキャラがラストで意外で楽しかった2010/04/18

ひまわり

1
何度目かの再読。 クリスマスの短編集ではこれが一番好き。2010/01/14

akiyuki_1717

0
三部作だけど、始めの雪のプロローグが一番良かった。最後のクリスマスは伯爵とは出だしは良かったのに、中盤から急降下で残念だった。2013/12/28

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