ハーレクイン・アフロディーテ
薄情な花婿

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596308429
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

花嫁のケイティは披露宴の会場で一人、不安に駆られた。夫のギャレットは彼女の家柄と財産が目当てだという噂話が耳に飛び込んできたのだった。ギャレットは少女時代からのあこがれの男性で、そんな彼にプロポーズされ、夢のような結婚をしたはずなのに…。私は人生最大の過ちを犯してしまったのでは?思い返せば、婚約期間中、愛しているという言葉はおろか、体を求められたことさえ一度もなかった。胸に渦巻く疑惑を消せないまま、ケイティはギャレットとの初めての夜を迎えることになった。ヒーローとヒロイン、それぞれの心の傷や胸中を知るにつれ、悲しいほどの切なさが心に染みる作品。

著者等紹介

クレンツ,ジェイン・アン[クレンツ,ジェインアン][Krentz,Jayne Ann]
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと1979年より作品を発表。以降アマンダ・クイックやジェイン・キャッスル、ステファニー・ジェイムズなど7つの作家名を使い分け、バラエティに富む著作は130冊を超える。最近では連続30作以上がニューヨークタイムズのベストセラーに入り、不動の人気を誇っている。講演や小説以外の執筆にも積極的で、ロマンス小説について書いたエッセイ集が女性学の機関による賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

16
再読。ときどき読み返したくなる。2015/10/03

糸車

14
口論しているふたりが途中であれ?と思うような返し方をするのが好き。そのまま突っ走ってしまうと修正のしようがなくなるという手前でどちらかが引き返している。自分が傷ついた分相手にもダメージを与えようとしがちなんだけど、言ってからすぐ後悔していたり、失うのが怖くてちょっと腰が引けているのが伺えたり、なんだ結局熱愛夫婦じゃないのと苦笑。自分ばかりが譲っていると思いがちだけど、向こうだって譲歩している。結婚初夜にヒロインが言った愛しているという言葉をヒーローがどんなに嬉しく思っていたかを愛馬に語るシーンも可愛い。2014/09/20

アカツキ

11
ヒロインは子供の頃から憧れていたヒーローのプロポーズに舞い上がるも、結婚初夜を明けても彼から愛の言葉を聞けずにいた。ヒーローに愛を確かめるも「愛していない」の言葉にヒロインは離婚を申し出るが、ヒーローにその気はなくて…。ヒロインの愛情に胡坐をかいていたヒーローが形勢逆転して焦る姿が可笑しく、ヒロインへの愛を自覚していく過程が楽しい。何度でも読み返したい物語。2019/07/27

たまきら

9
彼女ならいい奥さんになりそうだし、と恋愛下手な男子が結婚してみたら、おっとりなはずの奥様が結婚の翌朝「あたしを愛してないなら離婚しましょう!」と切れちゃった。ええっ!?な、なにがわるかったんだ?…そう、男子なんてこんなもん。女子は本当に苦労するわよね~。結構笑える男子です。2015/05/28

きき

4
可愛いなぁヒロイン。拗ねてウジウジメソメソするのかと思いきや、軽く形勢逆転させちゃうあたりが頭いい〜。指輪外したヒロインにキレるヒーローが可笑しくて良いなぁと。2016/07/08

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