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内容説明
ラジオ局で働くアリーは公私ともに順風満帆の生活を送っていた。だが恋人である同僚にふられてから人生は一変する。元恋人はあろうことか彼女の部下とつき合いはじめ、さらに、アリーは人気のない深夜番組への異動を言い渡された。落ち込んだ彼女は気分転換にバーへ繰り出すが、不運にも元恋人と鉢合わせしてしまう。慌てて店内にいた男性客に五分だけ恋人になってほしいと頼むと、あまり気乗りしない様子だったがなんとか承諾してくれた。ところが、いざアリーの元恋人が近づいてくると、男性はいきなり彼女の唇を奪い、熱烈なキスを見せつけた。
著者等紹介
クルージー,ジェニファー[クルージー,ジェニファー][Crusie,Jennifer]
95年、そして2005年にロマンス小説界の最高峰RITA賞を受賞。数々のベストセラーリストにも登場する人気、実力ともに兼ね備えた作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
23
軽妙な会話、個性的な登場人物たち。馴染みのない作家さんだけど読みやすかった。お話の舞台がラジオ局なので昔の深夜ラジオ放送を思い出し、懐かしい。ヒロインが簡単にヒーローと体の関係になってしまうのでなりゆきを心配していたら、なんとラジオでふたりの関係を公表したのでびっくり。おいおい、放送事故とはいえ、仕事場で痴話げんかなんてしないでよ(笑)ヒロインの前の彼が痛々しいほどダメな奴なのは笑えるけど。実際振られたのはこれ以上ないくらい幸運だったのね。ヒーローが密かに調べていた問題の顛末は意外だった。2015/07/28
aiko
5
90年代、町の小さなラジオ局を舞台に個性的な人物たちのドタバタと軽妙な会話に社会問題もピリッと効かせ、紙箱入りの中華が食べたくなる素敵なロマンスでした。訳ありな新人DJのチャーリーと仕事の虫なプロデューサーのアリーの二人がとっても可愛らしくて、さすがジェニファー・クルージー。2023/03/14
Mrs.涼子
2
面白かったぁ。アッという間に読了。やっぱりクルージーは会話が楽しいなぁ。2011/04/10
ぽしょ
2
表紙とあらすじから、シリアス路線なのかなーと思っていたら、大きな勘違い。間抜けな敵役、意思に反して惹かれあう主人公カップル、個性的な脇の面々、かわいい犬、いつものクルージーでした。楽しかった。2010/10/02
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