歴史の中のロシア革命とソ連

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歴史の中のロシア革命とソ連

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  • サイズ 46判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784908672422
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C1022

内容説明

今から100年前に起きたロシア革命によって生まれた「ソ連」という国はどういう国だったのか。この問いへの答えは一見したところ自明に見える。たしかにそれが行き詰まって終焉を迎えたという事実は否定しがたい重みをもっている。しかし、結論があまりにも自明であるために、具体的な歴史的経過の検証はかえっておざなりに片付けられているのではないか。かつて盛んだった親ソ・反ソ双方のイデオロギー論争は真に克服されたのではなく、単純に忘れ去られたのではないか。本書はそうしたイデオロギー論争を蒸し返すのではなく、「ソ連」という国を歴史的展望の中におき、その終焉過程を考察する。

目次

第1部 ロシア革命と現代―革命百周年に考える(一九一七年と一九九一年―ロシア革命百周年に寄せて;ポスト社会主義の時代にロシア革命とソ連を考える)
第2部 後期社会主義・ペレストロイカ・冷戦終焉(「後期社会主義」という時代―政治人類学的試論;ペレストロイカからソ連解体へ―過程と帰結;ペレストロイカおよび冷戦終焉に関する最近の研究動向―トーブマンのゴルバチョフ伝とサーヴィスの冷戦終焉論を中心に;冷戦の終焉過程―冷戦史再考の試み)
第3部 ロシア・ソ連史研究と歴史学(日本におけるロシア史研究の歴史―ロシア史研究会五〇周年に寄せて;E・H・カーのソ連史研究;ロシア革命はどう記念されてきたか―アニヴァーサリー・イヤーの歴史)

著者等紹介

塩川伸明[シオカワノブアキ]
1948年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院社会学研究科国際関係論専門課程博士課程単位取得退学。東京大学大学院法学政治学研究科教授を経て、2013年より東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toska

7
改革の努力を尽くして旧体制からの軟着陸を図る試みが急進派に押し潰されたという意味で、1917年と91年には共通性がある(それぞれ臨時政府とゴルバチョフが敗者の役回り)。プーチンはソ連崩壊を「地政学的悲劇」なんて言ってるけど、その音頭を取ったのがロシア政府だったことをどう思ってるのかねえ。あと、本書を読むとレーガンのイメージが少しだけ変わる(少なくともソ連に対してはブッシュの方がはるかに冷たかった)。2022/10/27

Go Extreme

1
1917年と1991年の関連性 表面的な対照性の中に共通点 ソ連解体ー逆方向のポリシェヴィズム 「手段の正当化」思考の継続性 ポスト社会主義時代: 市場経済とリベラル・デモクラシーの優位が揺らぐ 社会主義否定の影響 「ソ連型」と異なる新たな社会主義構想 ボリシェヴィキの支持基盤 10月革命ー民衆の支持を得ていた ラディカルなスローガンが支持を集めた スターリン時代の評価ースターリン以降の考察不十分 プレジネフ政権下の官僚安定 冷戦終焉とソ連解体ー政治経済体制・冷戦終焉・多民族連邦の構造変化が絡み合って進行2025/02/03

sakesage

0
EHカーの翻訳者という意味で著者の冷めた歴史観がよくも悪くも表現されたものとなっている。ロシア革命をクーデターではないと言う一方で「2月」と「10月」のヴォリシェヴィキ革命という意義を言うなら戦争反対と国会ではなく労農ソヴィエトに全権力をというスローガンを打ち立てたレーニンの4月テーゼはもうちょっと説明が必要だったのではないかと思った。2023/05/14

Dwight

0
ゴルビーが追い詰められて失墜するくだりが面白かった。2022/05/17

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