ハーレクイン・イマージュ 偽りの義妹

ホールドーソン，フィリス【作】〈Ｈａｌｌｄｏｒｓｏｎ，Ｐｈｙｌｌｉｓ〉/後藤 美香【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2016/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596224309
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

両親亡き後、アンは鬼のような大伯母のもとで家政婦同然にこき使われ、20歳になった今、好きでもない男性と結婚させられそうになっていた。もう我慢できない……。アンは古い車に乗って家を飛び出し、カリフォルニアに向かおうとしたが、途中で車が故障してしまった。窮地を救ってくれたのは、ローリーとアンジェラの若夫婦。学生結婚した二人は夫婦で初めてローリーの実家へ行くところだという。二人の車に同乗してほっとした矢先、衝突事故に巻き込まれ、アンは病院のベッドの上で意識を取り戻した。そばにいたローリーの兄マットの言葉で、驚き

フィリス・ホールドーソン［フィリスホールドーソン］

後藤美香［ゴトウミカ］

内容説明

両親亡き後、アンは鬼のような大伯母のもとで家政婦同然にこき使われ、２０歳になった今、好きでもない男性と結婚させられそうになっていた。もう我慢できない…。アンは古い車に乗って家を飛び出し、カリフォルニアに向かおうとしたが、途中で車が故障してしまった。窮地を救ってくれたのは、ローリーとアンジェラの若夫婦。学生結婚した二人は夫婦で初めてローリーの実家へ行くところだという。二人の車に同乗してほっとした矢先、衝突事故に巻き込まれ、アンは病院のベッドの上で意識を取り戻した。そばにいたローリーの兄マットの言葉で、驚きの事実を知る。若夫婦は亡くなり、彼女はアンジェラと取り違えられていた！

著者等紹介

ホールドーソン，フィリス［ホールドーソン，フィリス］ ［Ｈａｌｌｄｏｒｓｏｎ，Ｐｈｙｌｌｉｓ］
『薔薇はつぼみのままで』で、ついにロマンス小説家としてデビューした。２００７年に惜しまれつつこの世を去った（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[糸車]

おばにこき使われ精神的に圧力をかけられ、無理矢理結婚させられそうになって逃げ出したアン。親切な夫婦が車に乗せてくれた直後事故が起こり、生き残ったのは彼女だけ。偶然が重なりマットの弟の妻と間違えられ、おばの元へ連れ戻されることを恐れるあまり本当の事を言い出せない。無理もないと思う。弟を苦しめていた義妹アンジェラと親切で純粋なアンが別人と知らずマットは優しくしたり突き放したり誘惑したり暴言を吐いたりと色々やらかしてます。義父の介護を自ら買って出る優しいアン。真相が暴露されてから意外な展開に。面白かったです。

2017/01/30

[akiyuki_1717]

両親が幼いうちに亡くなり伯母に育てられたが恩を売られ家政婦扱いの上、叔母の友人の息子と結婚させられそうになり逃げ出した。車が故障したところに若夫婦に助けられ車に乗せてもらった直後に事故に遭い自分だけが生き残った。話の流れで結婚指輪をはめさせてもらっていたせいで若妻と勘違いされ言い出せないまま自立できるまで成り済ますと決意。しかし自分とはかけ離れた人物像に戸惑い、また義兄に恋してしまい冷酷な態度と嘲りを受ける日々。義兄の女友達と姑が引っ掻き回す。登場女性でまともなのはヒロインだけと言うやり過ぎ感もあった。

2022/10/22