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内容説明
ヘーベは涙に暮れながら、ギリシアのペトラ島に向かっていた。慕っていた従兄の死を乗り越えるため、彼が生前大切にしていたイコンを、ニコス・ステファノスという名の持ち主へ返しに行くのだ。島まで帆船に乗せてくれた男性は日に焼けてたくましく、尊大で、さながら太陽神ヘリオスを思わせる危険な魅力に満ちている。彼から離れたい、早く着いてほしい。そう思いながらもヘーベは、彼のような男性はどんな女性を求めるのだろうと、つい想像していた。やがて島に着きホテルに落ち着いたヘーベは、恐ろしい噂を耳にする。さきほどの男性こそがニコスで、島の外れの大きな屋敷に住む彼には、妻を崖から突き落として殺した疑いがかけられているというのだ!
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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