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内容説明
デイルは幼いころから修道院の寄宿学校に入れられ、両親からほとんど顧みられることもないまま成長した。卒業を控えたある日、彼女の後見人だという弁護士リックが現れ、飛行機事故で亡くなった両親が莫大な財産を遺したこと、成人するまでデイルを引き取り、彼の保護下に置くことを告げた。この男性とひとつ屋根の下で暮らすなんて…デイルはとまどった。彼の底知れない瞳に見つめられると、なぜか心の奥が震える。それが恋だと悟るのと、絶望に打ちひしがれるのは同時だった。リックと、彼の美しい婚約者が話しているのを聞いてしまったのだ。デイルは“幼くて、かわいそうなほど魅力のない子ども”だと。
著者等紹介
ウィタル,イヴォンヌ[ウィタル,イヴォンヌ] [Whittal,Yvonne]
南アフリカ生まれ。70年代後半から90年代初頭にかけて活躍した作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
1
髪切って服買って絵を描いてたらあっと言う間に二年経過しちゃったわって感じかな。このての作品にある待ち続けた大人のヒーローのヤキモキ感も薄くて物足りないです2016/02/26
akiyuki_1717
1
30年前の作品で、このページ数で二年以上にわたるストーリーです。何の感情もかかれずに、一度に数ヶ月経ってしまうシーンが沢山あり、面白いはずなんだけど、間延びしています。ヒーローが後見人としての領域から、何度も飛び越えようとするんだけど、やり手の弁護士が、一度ならず、恋人が居るのに何度も20歳近い被後見人に手を出そうとしたり、予防策として姉の仕事を手伝わせて、何度も恋人を連れて訪ねたり、自分の思うように行かないと、ヒロインに当り散らすなど、子供じみた行動が目立ちました。長く翻訳されなかったのも納得できます。2015/02/21
shushu
1
20歳かそこらのヒロインとその後見人。初期のハーレクインにはよくあったが近年はなくなっていたパターン、と思ったら元は1983年出版だったそうで。納得。2014/03/23