APeS Novels<br> 小説 エコエコアザラク

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APeS Novels
小説 エコエコアザラク

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  • サイズ 46判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784416719282
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾!!
『ブラック・ジャック』『恐怖新聞』に続き、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、
輝かしい歴史を彩った名作コミック『エコエコアザラク』のノベライズです!!

「エコエコアザラク、エコエコザメラク……」どこからともなく聞こえてくる妖しい呪文と共に黒井ミサが帰って来た!!
70年代のオカルトブームの中でも、「黒魔術」を操る美少女主人公が異彩を放ったホラーコミック『エコエコアザラク』が、
自身も作品の大ファンだったと語る岩井志麻子氏により小説として現代に蘇ります!!

あるときは災いの象徴として、またあるときは自分に害を為した者への復讐劇として描かれることの多かった黒井ミサとその物語。
悪霊の力を借りて執行される呪術という神秘的なイメージと相まって、昏い魅力に溢れた『エコエコアザラク』のイメージはそのままに、
情念を描いた作品で人気を集める岩井氏の筆によって、人々を惑わせる「運命の女」黒井ミサへと昇華され、あたかも幻想文学をも想起させる作品となっています。
黒井ミサの存在に翻弄され、愚かな者たちがさまよい続ける出口のない迷宮へ、あなたも足を踏み入れて見ませんか……?

内容説明

人は恨み辛みが生きる肥やしとなる。我が子への愛より腐臭漂う己の人生を謳歌する。そんな哀れな女に付きまとう、「エコエコアザラク、エコエコザメラク」。黒井ミサがつぶやくそれは、死へと導く呪文か救いの言葉か。人の臓器の奥深くに潜む業をえぐり出し、読む者の煩悩をも浄化させる、文芸ホラーの第一人者、岩井志麻子が書き下ろす四編。

著者等紹介

岩井志麻子[イワイシマコ]
1964年岡山県生まれ。高校在学中の82年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。少女小説家を経て、99年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作で00年に第13回山本周五郎賞受賞。また02年には『岡山女』で第124回直木賞候補となる。精力的な執筆活動と並行して、多数のメディアに出演しコメンテーターを務める。また、女優としてドラマや映画に出演し、活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
先日読んだ「小説恐怖新聞」に続いて、APeS Novelsシリーズ第三弾です。小学生の時に良く読んだ『エコエコアザラク 』を岩井 志麻子が小説で現代に蘇らせたので、懐かしく読みました。永遠の美魔少女、黒井 ミサ、恐るべし、本シリーズの中ではマイベストです。オススメは、『逃げる女』&『居すわる母』です。続いてシリーズラストの『小説 多動力』を読みます。エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪エコエコアザラク♪2019/10/06

HANA

67
あの伝説的な漫画が小説となって復活。小説化したのは岩井志麻子であるが、これがまたベストマッチ。見事に『エコエコアザラク』であると同時に、岩井小説になっている。本書での黒井ミサは前面に出ることなく狂言回し的な役割であり、核となっているのは登場する人物の人間模様。それが誰も彼も自分の認識する現実と実際の現実が違うというか、自意識のモンスターというか、そこらに居そうな小物ばかり。岩井志麻子ホントこういうの書かせたら上手いなあ。で登場人物ほとんどがそうなので、恐怖感もリアル。特に「居すわる母」の怖さと言ったら…。2020/02/16

Koichiro Minematsu

45
人間の猟奇的精神を魔術でコントロールする黒井ミサ。タイムトラベラーであり、研究者。週刊少年チャンピオンの頃のエコエコアザラクが甦りました。これも精神的タイムトラベル。2020/04/12

Kaz

30
子供の頃愛読していた「少年チャンピオン」に連載されていた、「エコエコアザラク」。漫画に比べるとかなりホラー度が高い。一つ一つの物語にある邪悪さ、不気味さは、育児のネグレクト、尽きない承認欲求など現代の社会問題を反映している。2020/08/14

くさてる

25
あの傑作怪奇漫画の書き下ろし小説です。実際の事件をモチーフにした岩井志麻子はガチで怖い。読み終わったあとからずっと肩になにかが首を乗せているような怖さです。私にとってのホラーはやはり「理解できないもの」の日常への浸食なのです。こんなに理解できないのに、かれらはそこにいる。そしてミサは悪人でも善人でもなく、ただ「魔女:としてそこにいる。面白かったです。2020/01/11

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