ハーレクイン・イマージュ もう一度会いたくて―ナニーの恋日記〈１〉

マクマーン，バーバラ【作】〈ＭｃＭａｈｏｎ，Ｂａｒｂａｒａ〉/八坂 よしみ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2012/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596222510
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

ステイシーは休暇旅行に同行して子どもの面倒を見る子守役（ナニー）。両親のぬくもりを知らずに育ったので、子どもたちには良い思い出をつくってもらいたいと願って働いている。今回の依頼人はハンサムで仕事中毒の会社社長、ルイス。スペインにある彼の祖母宅を訪ねる３週間の旅だ。シングルファーザーのルイスは６歳の双子の息子に手を焼いており、顔合わせの際、ステイシーでは若すぎてつとまらないと難色を示した。ところが、彼女はたちまち子どもたちをとりこにしてしまう。一方、ルイスも明るくて愛情深いステイシーに惹かれそうになるが、彼の身に起きたある悲しい過去の出来事が、それを許さなくて…。

著者等紹介

マクマーン，バーバラ［マクマーン，バーバラ］［ＭｃＭａｈｏｎ，Ｂａｒｂａｒａ］
アメリカ南部で生まれ育ち、航空会社で１年間世界を旅したのち、カリフォルニアに落ち着く。コンピュータ会社で働きながら、子供たちが学校に通うようになってから執筆活動を開始。今では会社を離れてフルタイムの作家となった（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

再読。バケーションナニーという仕事は初めて聞いた。家族旅行に同行して子供の世話をする、なるほど親が大人だけで過ごす時間を大切にする欧米なら必要な気がする。子供たちも含めて身内全員ふたりがくっつくのを望んでいるのにヒーロー、ヒロイン共に立派すぎる倫理観を持ち自制心に富んでいるために惹かれあう気持ちにきっちりブレーキをかけてしまう。これがなんともじれったい～！でもヒーローが告白したように、恋は理屈や理性だけじゃどうにもならないのよねぇ。”恋してはいけない理由を山ほど自分に言い聞かせても心は耳を貸さなかった”

2014/12/03

[糸車]

じれったい。若くして亡くなった妻を思い続けるヒーローに再婚を望んでいる祖母・母にとって、ヒロインは希望の星。若く美しく気立てもよく、手のかかるヒーローの双子の息子に慕われナニーとしても満点。なんとかしてふたりがまとまるのを切望してる。ライバルもいないし周りの反対もないのに問題はふたりの強すぎるまでの自制心。デートしてもお休みのキスどまりで実にお行儀がいい（笑）否定できないほど惹かれあっているのにね。でもそこが実はつぼだった。あと一歩を踏み出せないヒーローに彼女を手放したらダメと忠告する祖母・母の愛もいい。

2014/05/15

[ととめ]

惹かれる気持ちにブレーキをかけてしまう二人。ヒーローの息子たち含め、一族はヒロインを好いているけど「愛さない」と頑ななヒーロー。双子の息子たちの成長が微笑ましい。

2016/02/12

[サティーシャ]

休暇旅行に同行して子どもの面倒を見るナニーとシングルファーザーで仕事中毒の会社社長。スペインに祖母宅を訪ねる3週間の旅に6歳の双子の息子とスペインの大家族。支払い拒否でなかなか認めなくていらいらしました。

2016/07/16

[ひまわり]

可もなく、不可もなく。

2012/12/05