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内容説明
ある絵画展のオープニングパーティで、ロミリーはネイラー・カーデルという男性に出会った。母親の知人と親しい間柄で優秀なビジネスマンらしいが、話してみると傲慢で無愛想で、ロミリーは腹立たしさを覚えた。もともと男性にはなんの期待もしていない。自分と付き合いながらほかの女性とデートしていた元恋人や、浮気を繰り返して母親をひどく傷つけて父親を見てきたからだ。だが、ネイラーに見つめられると、なぜかロミリーの胸はざわめいた。私は男性に惹かれたりしない。彼のなにが特別だというの。
著者等紹介
スティール,ジェシカ[スティール,ジェシカ][Steele,Jessica]
イングランド中部の田舎に生まれた。公務員として働きながら小説を書き始める。夫の励ましを得て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はっつん
5
          
            ヒロインのママが素敵。ジェシカの作品って、けっこう娘に迷惑かけたり、はた迷惑な親族が出てくるけど、このママ、繊細なんだけど、ヒーロー達のいる席でちゃんと、自分の娘の素晴らしさを愛情込めて述べるし、最後はしっかり自立。しかし、愛する人のヌード画を持ってるなんで…そりゃ、人に見せたくないわな。ウフ!2016/05/17
          
        糸車
4
          
            ヒロインは繊細なタイプなのに、母をろくでなしの父から守ろうと懸命になる健気な女性。自分の夢も諦め、いつでも母を優先する。母が古い知人に心を開き、それがきっかけで出会うヒーローとヒロイン。男性に幻滅しているヒロインがヒーローに対する警戒を緩めていくのがよかった。女性から男性に白い薔薇を贈るのって、素敵。ろくでなしの父は論外だけれど、ヒーローも母の恋人も誠実で穏やかな人で好感が持てた。ふたりとも急がず相手の心をゆっくりほぐしていったのが功を奏したということで。素敵なお話でした。2013/07/17
          
        きき
3
          
            不誠実なBFにきっぱりとした態度を示すヒロインは好き。父親の所為で傷ついているけど決して弱いわけじゃないヒロインと、彼女を見守り急かさず心を開いてくれるのを待つヒーローは素敵。最後のほうのヒーロー告白に幾ら何でも鈍すぎるヒロインには笑った2019/04/22
          
        こえん
2
          
            この作家はラスト近くが好き。今回のヒーローは作戦勝ちって感じ。ヒロインが結婚嫌いで男性不信とくると、うるさいタイプが多いけど、このヒロインは違ってて良かった。防御に回ると笑みを見せるところなんて胸を衝かれた。2009/02/04
          
        akiyuki_1717
1
          
            画家で鬱の母親を歯科で受付をしながら支えるヒロイン。隣に幼い頃に面識のあった現在では大会社の経営者が現れ、母の病状は劇的に向上する。後継者がヒロインの母親との仲を取り持つために四人で出かける話を持ち掛ける。始めはヒロインが母親を取られるのを嫌がり、嫌がらせをしていると勘違いしていたヒーローが、ヒロインの純真さに惹かれていく。ヒロインも出会いの悪印象から徐々に人となりを知り惹かれあう。ヒロインが金の無心をして母に暴力をふるったりする姿を見て来て男性不振なため、なかなか前進しないイリイリする展開が続きます2021/04/17
          
        

              
              

