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内容説明
画廊を経営するローラは、事故死した婚約者の追悼展の準備に取りかかっていた。そのさなか、画廊を訪れた男性を見て、彼女は愕然とする。婚約者が生き返ったのかと思うほど、うり二つなのだ。それもそのはず、男性は婚約者の双子の弟ジェドだった。兄の作品を早急に売却したいと主張する彼に反発を感じながらも、ローラは気まぐれな婚約者にはなかったジェドの誠実さに魅せられ、気持ちが急速に傾いていくのを止められなかった。だが、ローラの心は不安に大きく揺れていた。私はジェドの中に双子の兄の面影を見ているだけなのでは。
著者等紹介
マクマーン,バーバラ[マクマーン,バーバラ][McMahon,Barbara]
アメリカ南部で生まれ育つ。一年間、国際線に乗務して世界を回ったのち、カリフォルニアに落ち着く。家庭を持ちながらコンピューター会社に勤務するが、子供たちが学校に通い始めて、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
17
芸術家の両親の元に生まれた双子のかたわれのヒーローが不憫。兄と婚約を破棄した直後に彼が亡くなり、顔がそっくりなのに性格が全く違う双子の弟に出会い混乱するヒロイン。惹かれ合う二人の葛藤がメインテーマなんですが、画家きどりの兄ばかりを極端に贔屓していた母の言動があまりにもひどくて気分が悪いです。父の方は自分の力で道を切り開いて来たヒーローのことを認めているようですが、もっと早くにそれを言ってあげたら良かったのにと思わずにいられない。2021/12/30
こえん
1
いくら芸術家とはいえヒーロー母の態度はあんまりなものがあった、馬鹿な子ほど可愛いっていっても程度モノ。ヒロインの元婚約者とヒーローが双子という設定では好みにあった方。ヒーローの葛藤が台詞上だけでなく描写されてたから。2009/04/29
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