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内容説明
ローマの病院で働く妹が産休を取ることになり、ルーシーは妹の代診医を引き受けた。勤務先のロンドンでの病院を辞め、逃げるようにローマに向かう。とんでもない男を立派だと勘違いし、生涯の愛だと信じていたなんて。ルーシーは身も心もぼろぼろだった。だから、ヴィットーリオを見た瞬間、わかったのかもしれない。この人は私と同じ境遇にある、と。彼はその整った顔立ちに、ときおり悲しみと苦痛をにじませる。ルーシーは彼の心に向き合いそうになる自分をいましめた。もう私の人生にややこしいロマンスは必要ない。
著者等紹介
バーカー,マーガレット[バーカー,マーガレット][Barker,Margaret]
フルタイムの作家であると同時に、母でもあり祖母でもある。看護師として働いた経験を生かし、1983年以来、医療の世界を背景にした作品を数多く発表している。夫とともにイングランド東部地方の海岸近くにある十六世紀の草葺きの家に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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