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内容説明
キャリーは休暇を取ってロンドンを離れ、両親がスペインで営む小さな宿を手伝っていた。ある日そこに、黒髪にオリーブ色の肌の魅力的な男性、ニコラス・リョルカが客として現れた。言葉を交わすうち、キャリーはニコラスに親しみを覚えたが、なぜか彼は決して自分について語ろうとしない。数日後、キャリーの耳に信じられない話が飛びこんできた。ニコラスはこの近辺に大きなホテルの建設を計画しているという。やっとすてきな人にめぐり合えたと思っていたのに…。キャリーはみぞおちに一撃をくらったような気分だった。
著者等紹介
ウィール,アン[ウィール,アン][Weale,Anne]
幼いころから作家を目指し、学生時代に短編が二つ、ダンディー・マガジンに掲載された。地方新聞の記者となったが二十一歳で結婚。夫の任地東南アジアで過ごした体験から長編第一作を書き、その後も一家で世界中を旅してユニークな作品を発表しつづけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
17
          
            嵐に巻き込まれたような感情的なお話が多い中、じっくり相手を少しずつ知って行く展開。ヒーローは複数の女性と関係を持っていてそのうちの誰かと結婚するだろうと思っていたのはちょっとマイナス。でも紳士だし変なかけひきはしない率直さは買う。ヒロインは両親が素敵な人とは言えなくて仕事も解雇寸前。それぞれ自分の情報を出し惜しみする随分引いた態度。ヒロインは自分を大切にして誘惑をはねつけるけれどヒーローを愛するようになってチャンスを逃してしまったと後悔。逆にヒーローはヒロインからの申し出をじっと待っていたというのが○。2022/08/29
          
        ぽしょ
1
          
            大きな事件はないけど、じっくり愛情と関係を育てていく話。穏やかな雰囲気で、よかった。2011/08/09
          
        


 
               
               
              


