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内容説明
ローレンとザックは四歳の娘ベッキーとともに絵に描いたような幸せな暮らしを送っていた。あの日まで…。娘を失ったローレンはショックから立ち直れず、すべてを手放すことにした。愛する夫のザックさえも。夫を愛するがゆえの決意だったが、ザックには理解されず、二人の間に横たわる溝は深いまま、別居して三年が過ぎていた。ザックは虚しさを忘れようとパーティ三昧の生活を送り、一方、ローレンは仕事に精を出し、昇進目前といったところだ。そんなある日、彼女は面識のない弁護士から呼び出しを受け、弁護士事務所へのエレベーターでザックと鉢合わせする。とっさにひらめいた言葉は“離婚”。ザックはとうとう誰かと恋に落ちて再婚するつもりなんだわ。だが、そうではなかった。弁護士の用件は予想とまるで違って…。
著者等紹介
グリーン,グレイス[グリーン,グレイス][Green,Grace]
ロマンス小説作家。スコットランドで育ち、その後夫と子供たちとともにカナダに移住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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ヒロインは4歳の娘を事故で亡くしたことで、夫の愛情さえも受け入れられず、別居して五年間一度も会うことなく仕事に打ち込み、州外で出世の道が開けたとき、夫婦の親友夫妻が亡くなり、少女の後見人になっていると知る。娘を亡くした悲しさや、やり切れなさは理解できるけれど、九歳の子供が彼女の愛情と温もりを求めて寄ってきてるのに、それを突き放すのは異常行動で、カウンセリングを受ける必要があったと思う。親友の娘の方がヒロインのそっけなく冷たい態度にトラウマを受けそう。大人なら自分の気持ちを押しやって、優しさを見せて欲しい。2016/12/22
ちはや
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2002.5.11 ★★★泣