ハーレクイン・ロマンス サルヴァトーレの孤独

ショー，シャンテル【作】〈Ｓｈａｗ，Ｃｈａｎｔｅｌｌｅ〉/山科 みずき【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2014/09発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 18cm
• 商品コード 9784596130020
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

「優秀な療法士である君に、どうしても娘を治してもらいたい」シチリアの大富豪サルヴァトーレ・カステッラーノは、ダーシーのオフィスに現れるなり、金持ち特有の傲慢さで要求した。夫の裏切りと離婚に傷つき、しばらく休養するつもりだったのだが、ダーシーは幼い彼の娘への同情を禁じ得ず、シチリア行きを承諾する。訪れたサルヴァトーレの城は、亡き妻の写真で埋め尽くされていた。よほど奥様を愛していたのね……ダーシーは父娘の傷心を慮ったが、彼自身は妻を亡くした車の事故の記憶をなくしているのだという。抗いきれない魅力を放つサルヴァ

内容説明

「優秀な療法士である君に、どうしても娘を治してもらいたい」シチリアの大富豪サルヴァトーレ・カステッラーノは、ダーシーのオフィスに現れるなり、金持ち特有の傲慢さで要求した。夫の裏切りと離婚に傷つき、しばらく休養するつもりだったのだが、ダーシーは幼い彼の娘への同情を禁じ得ず、シチリア行きを承諾する。訪れたサルヴァトーレの城は、亡き妻の写真で埋め尽くされていた。よほど奥様を愛していたのね…ダーシーは父娘の傷心を慮ったが、彼自身は妻を亡くした車の事故の記憶をなくしているのだという。抗いきれない魅力を放つサルヴァトーレに惹かれていくダーシーだが、亡き妻の面影に阻まれた、勝ち目のない恋だった。

著者等紹介

ショー，シャンテル［ショー，シャンテル］ ［Ｓｈａｗ，Ｃｈａｎｔｅｌｌｅ］
ロンドン育ちの英国人作家。ケント州在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ととめ]

有名な俳優一家のはみ出し者、言語療法士のバツイチ英国人ヒロイン。聴覚障害を持つ娘の為にヒロインに仕事を依頼する、シチリアの大富豪のイケメン男やもめヒーロー。寂しい子供時代や記憶喪失などで人間関係に少々難ありヒーローですが、ヒロインの事は信用しきってて、怒りが持続しないのが笑えた。ヒロインは善い人なんだけど、偽善臭が気になるところ。

2016/12/07

[やまと]

最近お気に入りのシャンテルショー。ヒーローがヒロインにあんまりひどい事しないので安心して読めます。シチリア大富豪の忘れ形見とスピンオフ

2016/01/02

[きき]

シチリア大富豪の忘れ形見のスピンオフってことで期待しすぎた。もうねヒロイン苦手なタイプで読むのが大変だったなぁヒーローはシチリア大富豪の忘れ形見のなかでは優しくて大人でリアルヒーローより好きだったんだけどなぁ何か感じが変わって別人みたいだった残念

[akiyuki_1717]

なんとも微妙でした。亡き妻との結婚もつまみ食いのツケで、愛なき結婚だった訳で、ヒーローが責任感はあるものの、誠実な男性とは思えないし、ヒロインも自分に演技は向いていないと言いながら、結局は主役っていう看板を背負って舞台に立つんだから、行動が伴っていないよね。結局は保身のためにヒーローに黙ってたわけだし、どう考えても、中途半端で終わった感じがします。

2014/10/04