ハーレクイン・ロマンス 魅せられたエーゲ海

コックス，マギー【作】〈Ｃｏｘ，Ｍａｇｇｉｅ〉/馬場 あきこ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2014/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596129338
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

豪華なオフィスで出迎えた男性を見たとたん、ナタリーは呆然とした。“ルドが、なぜここにいるの？”彼とは昨日、ひょんな縁で知り合った。列車内で切符をなくしてナタリーが困っていると、ルドが親切にも支払いを申し出てくれたのだ。ギリシア神話の神と見まがうほど魅力的な容姿と優しさ―あれは私をだますための罠だったの？ナタリーの父のホテルを不当に買収しようとする冷酷な大富豪が、まさかルドだったとは。しかも彼は驚くべき取引条件を持ちだした。「フィアンセとして、きみには一緒にギリシアへ来てもらう」ギリシア大富豪の“婚約者”として振る舞うナタリーは、冷酷な実業家として財を成したルドの知られざる一面を垣間見て、思わず心を動かされてしまい…。情感豊かな物語。

著者等紹介

コックス，マギー［コックス，マギー］ ［Ｃｏｘ，Ｍａｇｇｉｅ］
秘書職を得て結婚したのち、作家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[糸車]

あれ？随分前に読んだのに記録してなかった模様。亡くなった兄へのコンプレックス、自分を認めてくれない父親との確執。ヒロインから見たら情け容赦ないビジネスの鬼であるヒーローも内面はあれこれ複雑。意外に気弱だったりする。女性に対しても打算的な考えを持っていた彼が愛情深いヒロインの影響で変わっていく。まあね、なんらかの思いがなければ知り合ったばかりの女性に婚約者のふりをしてくれなんて言わないわな。お芝居とはいえ親に会わせるんだし。ヒーローのご両親もいい人だった。ただちょっと盛り上がりに欠けるのが難点。

2017/05/23

[麻琴]

誰一人嫌な登場人物がおらず穏やかな気持ちで読了。これといった山もないけど優しく幸せな気分にひたれた。☆4

2015/01/22

[akiyuki_1717]

ヒーローもヒロインも常識のある大人で、終始支え合い、助け合うところに好感を持てた。ただ、最後のハッピーエンドがあまりにアッサリ過ぎて、甘さが足りない感じ足しました。

2014/08/10