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内容説明
25歳のいまもバージンで、内気なヴァイオレット。肌トラブルに悩まされた暗い学生時代は、ひたすらロマンス小説を読んで、妄想をふくらませていた。本当の恋も経験してみたいけれど、いまさらきっかけがつかめない。そんな彼女に訪れたチャンスは、上司が主催する大晦日のパーティ。白雪姫の仮装で挑んだヴァイオレットは、上司の息子を紹介される。レオ・ウルフ―年上で離婚経験が2回もあるという世慣れた大富豪だ。当然、もう恋愛にも結婚にも興味はないと明言しているが、ヴァイオレットは彼のまなざしが、熱く自分に向けられるのを感じた。どうして拒めるの?彼ならきっと、情熱のすべてを教えてくれる…。
著者等紹介
リー,ミランダ[リー,ミランダ] [Lee,Miranda]
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょう
11
藤田和子さんのコミカライズを先に読了。後書きに「エロい(笑い)」「絵にするにはちょっとはばかれる」とあり読んでみました。確かに!藤田先生の可愛らしい画のヒロインとヒーローで考えちゃうとちょっと~。この原作がああなるなんて藤田先生の腕を再確認です!2015/12/10
ちゃろ
6
⭐️⭐️⭐️2度の離婚歴がある40歳の映画プロデューサーのヒーローと子供の頃のニキビが酷かったトラウマで人前に出れず内向的な25歳のヒロイン。ヒーローにちょっと魅力がなかったかな。ヒロインに一目惚れしてるけど年の差気にし過ぎて空回り。可もなく不可もなく。2015/05/22
akiyuki_1717
2
十代の頃ひどいニキビで辛い経験をしたトラウマから、男性と距離を置いていたヒロインが、飛行機事故を機に積極的に生きることを心に誓うことから始まるんだけど、健気で、純真で、必死なのが可愛かった。ヒーローも暴言や突き放すこともなく、優しさがにじみ出ていていい感じでした。2014/12/15
カチ
0
臆病で奥手なヒロインが、意識改革をしてがんばる姿は応援したくなる。彼女が、愛読するヒストリカルロマンスから勇気を得ているところも、笑えて楽しかった。2014/10/21