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内容説明
ニッキーはギリシアの小島にあるリゾートホテルで現地滞在員として3カ月間働くことになった。旅行業に興味を持ち、アテネの旅行社でも研修を受けてきた。その経験を生かせるここでの仕事にめいっぱい打ち込もう。だが到着早々、乗り込んだタクシーが途中でパンクし、ちょうどそばを通りかかった高級車に乗る男性に助けられた。見かけはゴージャスだけれど、ギリシア人らしく傲慢そうに見える。ニコス・アレクサンドロスと名乗られ、ニッキーは驚いた。私が滞在するホテルの経営者だわ。こんな男性のもとで働くなんて、危険すぎる…。
著者等紹介
ソープ,ケイ[ソープ,ケイ] [Thorpe,Kay]
1935年にイングランド中部のシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職業を経験したのち、初めて完成させた作品が認められて1968年にデビュー、ミルズ&ブーン社のロマンス黎明期を支えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
23
は?訳の分からないお話でした。タイトルも理解不能。ヒロインが未成年で人生経験が足りないことを考えても、雇用主に対して根拠のない非難ぶつけ続ける態度はどうかと思う。他の人に気があるふりをして好きな人の気を引くというやり方も嫌だな。なによりヒーローがラストでいきなり結婚を匂わす意味は?読んでいて楽しくなかったし、好きな作家さんでハズレを引いたがっかり感がなんとも。2018/06/22
糸車
15
しょっぱなからおもしろくないお話だなと思いつつ読み進め、検索して初めて再読だと気づいた。全然覚えていない。ちゃんと感想まで書いているのに。同じ歳の生意気なイギリス人ヒロインと従順に見えるギリシア人お嬢さんが同じ様に気になる男性の気を引くために別の男性を引き合いにするのはなんか嫌だった。ヒロインとヒーローは会えば互いに相手を言い負かそうとしているとしか思えないのに、どこからロマンスが芽生える隙が?やっぱり理解できない…。2025/05/21
akiyuki_1717
3
ここ最近のハーレーは作家の初期作品を血眼になって掘り返してるんですね。当時翻訳されなかったのは人気がなかったからでは?ヒロインは自信過剰で、何人から忠告されようと、男と見るといい顔をしてその気にさせるは、ヒーローには使用人としてはあるまじき態度で、逆ギレばかり、とても社会人としては認められない人格です。ヒーローとのやり取りよりも、脇役の男性たちとの会話の方が多くて、最後の3ページでいきなりヒーローと相思相愛になります。精神的S同士で互いに罵り、裏切り、苛立っています。私には理解不能なロマンスでした。2015/05/01