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内容説明
ディオーネは父が倒れたと聞き、急ぎロンドンからアテネに戻った。病身の父は娘の顔を見るなり、とんでもない頼みごとをする。会社を救うために、大富豪のテオに融資を申し出てほしいというのだ。だがテオから条件として彼との結婚を強いられ、ディオーネは絶望する。父の命はきっと長くない。それでも、テオのような人とは結婚できない。結婚とは取り引きではなく、神聖な誓いであるべきだもの。長い間考え、ディオーネは心を決めた。彼と結婚はする。でも心も許さなければ、ベッドもともにしない。驚くことに、この非常識な提案をテオは受け入れた。しかしその理由は、ディオーネが想像もできないようなものだった。
著者等紹介
メイヨー,マーガレット[メイヨー,マーガレット][Mayo,Margaret]
イングランドの工業都市で生まれ、現在はスタッフォードシャーの田舎に住む。40歳近くで短編を書いて作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
13
病に倒れた父の頼みとは言え、会ったばかりの男性との結婚を承知するには親子関係が良好とは言えないヒロインと父。逆に父の窮地を救ってくれるヒーローに対して偉そうなヒロインに不信感。ヒーローはヒロインに初めから惹かれていたようだけどそんなに魅力的だった?肉体関係なしの結婚を受け入れるほど?よく分からない。刺々しい女性は読んでいて疲れる。2025/04/03
MOMO
1
結婚を申し出た理由がわからない(普通は愛人契約でしょ?)・・・に始まり、論理的説明を一切する気が無いとしか思えない展開に、ただ、ただ、唖然・・・おまけにディオーネちゃんときたら、基本的な礼儀作法なんて持ち合わせていない、天邪鬼で嫌味な嬢さんでさぁ・・・同情も共感も不可!!な状態。なんせ、人にお願い事をするのに、初っ端からつんけんした態度をとるってどうよ?どうも<気が強い>と<失礼で無礼>の違いが判っていないようだわ。2012/09/04