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内容説明
アイフォード侯爵令嬢のアンナは南仏の屋敷で思慕に浸っていた。経済的事情により、亡き母との思い出がつまったこの家は非情なイタリア人アンジェロ・エミリアーニに売却されるようだ。だが、大胆な不動産開発で知られる彼の手にかかれば、壮麗なこの屋敷だけでなく、あたりの自然もおそらく壊滅状態になる。なんとか阻止できないものかしら？考えこんでいたアンナは、ふと人の気配を感じ、入ってきた男性を見て言葉を失った。吸い込まれそうな青い目に、傲慢そうな雰囲気漂うセクシーな体つき。それがアンジェロ・エミリアーニだと気づき、君は誰かと問われて、思わず嘘を口にしていた。「不動産仲介業者―あなたの連絡係です」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOMO
0
自己中心的で自分勝手で世間知らずなうえに、見栄っ張りで、恵まれた環境に育ったことに感謝さえしないアンナちゃんには少々うんざり・・・おまけに人の話に耳を傾けないし、嘘つきなくせに、悲劇のヒロインぶるし・・・で、ずーーーっとイライラしっぱなし・・・終盤、ようやくまともになったかと思いきや、やっぱり人の話を聞こうとしないでヒスを起すし・・・あーーー・・・きっと、これは、世の中にはとっても根気強い男性もいるんだと、作者が言いたかったんと解釈しておこぉっと・・・・2010/09/07
みろん
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亡母の屋敷を売りたくない侯爵令嬢と、その屋敷を買おうとしている不動産開発者とのロマンス。ヒーローではなく、ヒロインが欲望でもんもんしてる展開も珍しい…。2010/09/04
Mari
0
★★2010/08/30
