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内容説明
カリブ海に浮かぶセントルシア島で幼い息子と二人で暮らしているアビー。息子の父親ダモンのことはずっと忘れようとしてきた。なのに、嵐が近づくこんな夜に彼が突然やってくるなんて！二年半前、アビーの純真な愛は事業の買収に利用され、結果として、愛する人の家族を破滅へと追いやった。あのときダモンは私を信じてくれなかった…。裏切り者と容赦なく責めたて、私を決して許さないと言った。事業を取り戻すことに成功した今、彼が企てるのはさらなる復讐？息子の存在を隠していた私に、どんな償いを求めてくるのだろう。
著者等紹介
ロス，キャスリン［ロス，キャスリン］［Ｒｏｓｓ，Ｋａｔｈｒｙｎ］
ザンビア生まれのイギリス育ち。現在はランカシャー、アイリッシュ海に面するブラックプール郊外に住んでいる。ビューティー・セラピストとしても活躍する異色の作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOMO
1
この類の復讐系ロマンスは、いかにヒロインが良い人（現状認識能力に問題があって、熟考するって事を知らなくっても）かということと、真実が判った時のヒーローの反省の度合いがすべて！いかに反省するか、落ち込むか、謝罪するか、ひれ伏すか！ダモン君、結構しっかりそこらへんのつぼを押さえてくれてます！2009/06/28
みろん
0
悪辣な父に知らずに利用された娘と、そんな彼女に陥れられた実業家とのロマンス。容赦なくヒロインを責めまくるヒーローがしつこ過ぎ！だけどそれぐらいの方が生ぬるい復讐話よりよっぽどグッド。最後にヒーローが打ちひしがれるのでますますグッドなお話。2009/07/21
