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内容説明
美貌のモデルだった従姉のイモージェンが亡くなっておよそ二年、その追悼式が行われている教会で、マリベルはレオニダスに再会した。億万長者をはるかにしのぐ大富豪のギリシア人実業家の彼は、かつてイモージェンと親しくつきあっていた男性だ。従姉の恋人に密かに惹かれていたマリベルは、彼女の葬儀の夜、レオニダスと熱い愛を交わしてしまった。その後、彼は連絡をくれなかったし、マリベルのほうからも…。マリベルは彼とは口もきかずに教会をあとにしたが、レオニダスは不意に彼女の家を訪ねてきて、さりげなく問いかけた。「きみには赤ん坊がいるんだね」マリベルが恐れていた瞬間だった。
著者等紹介
グレアム,リン[グレアム,リン][Graham,Lynne]
北アイルランド出身。7月30日生まれの獅子座。十代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分でロマンス小説を書いたのは十五歳のとき。大学で法律を学ぶと同時に、十四歳のときからの恋人と卒業後に結婚。この結婚生活は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。イギリス郊外に家と五エーカーの森林を持ち、そこで現在、スリランカとグアテマラからの養子を含めた五人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理に腕をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
3
今まで読んだリングレアムの中では、それほどひどいヒーローではないです。口には出さなくても彼女の気持ちを察してくれているシーンがいくつかあって、普通に良い人でした。2015/06/17
kina
2
そもそもの行き違いがあった「あの朝の別れ」の顛末を話し合うのは話も終盤に入った頃。それまでずっと行き違いっぱなしだった二人。お互いに相手に背を向けられたと思い込んでいるのだが実は出会った当初から惹かれあっていたというのはハーレならではのファクター。傲慢ヒーローが、妻に逃げられるんじゃないかとびくびくしている様は可笑しい。リングレのヒーローって結局ほとんど恐妻家になる気がするが、そういうところが世の女性の溜飲を下げうっとりさせるのだろうと思う。2019/02/09
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
2
このヒロインも、言いたい事はっきり言うので、二人は喧嘩ばかり。でも、これまたお互いの誤解が解けて、めでたしめでたし(^_^)v 愛犬も微笑ましくて、ラスト一行、思わずクスリとしてしまった(*⌒▽⌒*)2015/01/23
ちゃろ
1
⭐⭐⭐⭐よくあるシークレットベビーの設定かと思ったけど、さすがリン・グレアムですね。ヒロインとヒーローの気持ちの揺れがちゃんとわかって、二人の間にあるエピソードもいくつもあってふとした時に一つずつ誤解だって判明しながら、二人の距離が縮まっていく様がよかった(^^)2013/08/14
びわ
1
ヒーロー、傲慢だったツケがまわってきた感じ。もっと苦しんでもよかったんじゃないの?2013/02/09