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内容説明
ジェイドは、著名な美容整形外科医グレースのもとで働いている。自身も生まれながらの痣に悩まされたジェイドは、同じように苦しむ人々を救いたいと思っていた。そしてついに念願が叶い、クリニックでは財団を設立し、経済的に手術する余裕がない人たちを助けることになった。その祝賀パーティの最中、一人の魅力的な男性がジェイドに近づいてきた。ギリシア系アメリカ人、ルーカス・デマキス。造船王国の主だ。「きみに会うために来た」初対面だというのに、彼はジェイドを誘惑する。男性に不慣れなジェイドは、戸惑いつつも彼に魅せられた。もちろん、ルーカスの言葉の真意に気づくはずなどなかった。
著者等紹介
モーリ,トリッシュ[モーリ,トリッシュ][Morey,Trish]
オーストラリア出身。会計士としての道を選ぶ。故郷アデレードからキャンベラに移り住んだとき、現在の夫と出会った。結婚し、四人の娘に恵まれ幸せな日々を送っていたが、夢をあきらめきれず小説家を目指すことに。数々の挫折を乗り越え、ついに自らの手で作家としての人生を切り開いた。今ではオーストラリアのロマンス作家協会で、副会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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とにかく全てが重い内容で、読み終わっても、ハッピーな気分にはなれなかった。せめてエピローグで、これ以上にないくらいの幸福感でヒロインを持ちあげて欲しかった。身体的なコンプレックスは、本人にしか分からないとしても、ヒロインが崇拝している医師が、長年、麻薬に手を染めてたなら、一緒に住んでれば、全く気付かないってちょっと無理な設定じゃないかと・・・ヒーローの引っ掛けて、情報を聞き出して、捨ててやれっていう、最初の企てからして、ラストのような心優しい男性になれるとは、考えられないんですけど・・・矛盾だらけだ★★2014/04/03
こえん
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ヒロインの恩人かつ上司の美容整形外科医がやってたこと、それがキィになってるんだけど、ヒロインが知らなかったというのは無理があるんじゃ…と思った。ヒーローが疑うのももっともだけど、それ故に彼がヒロインにしかけたことはいただけない…美容整形にハマってしまった妹のためだとはいっても。読後感はイマイチ。2009/11/16