- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
スペインの大学に通い始めたジョージアナは、名づけ親の息子フアン・モンサントの屋敷で世話になることになった。彼は公爵の称号を持つ尊大な独裁者で、バスには危ないから乗るな、もっと地味な服にしろと、何かにつけてジョージアナに干渉してくる。十九歳なのに子供扱いされ、彼への反発心は募るばかりだ。その一方、フアンはまるでジョージアナを誘惑するような行動をとる。じっとこちらを見つめる目、魅惑的な笑み、そして、キス。どうして?いったいフアンは何を考えているの?もうすぐ彼は、良家の女性と結婚するというのに…。
著者等紹介
フッド・スチュアート,フィオナ[フッドスチュアート,フィオナ][Hood‐Stewart,Fiona]
スコットランドの資産家の娘に生まれる。世界各地で暮らしてきたため、七カ国語を操る国際派。現在はヨーロッパと、牧場を経営するブラジルに住んでいる。作品に出てくる生き生きとした街の描写には、世界じゅうを訪れた彼女の経験が生かされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっつん
1
優柔不断ヒーロー。婚約者からの告白がなければ、義務とはいえ確実に結婚式してたし。預かった19歳のヒロインに、ダメだと自分に言い聞かせながらも、結局は深い仲になる。自制して我慢するヒーローを読んでいたので、このヒーローはヒロインをあんまり大事にしていない。最後まで結婚にこだわり、愛人にしようとまでするし。エピでもあって、自分から婚約解消し、恥や犠牲を受けてまでもヒロインを手に入れたかったみたいな感情を告白する場面でもあれば幾分かは良かったが。なんとなく、妊娠もしたし、結婚しましたみたいな残念なラストでした。2016/04/02
月
0
★★★☆☆お互い立場を理解した上での便宜的婚約をしたヒーローの身上ではあるけれど、ロマンス上等の小説にしては浮気未満というかなり際どいギリギリの展開だった。不実であるのは間違いない。今まで読んだ中でも最上のドロドロさ。それでも現実の不倫報道やらを見てたりすると、こちらの方がずっと気持ちが分かるし理解できる。ストーリーとしてはエンディングがイマイチなのが残念。2016/05/19
くろうさぎ
0
傲慢で自分勝手な男としか思えないヒーロー。なんて失礼な男でしょうか、、最後はやきもきさせられてたけど、もうちょっとやられてしまえばよかったのに、、2009/11/22