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出版社内容情報
冴えない、裕福でもない、特別な才能もない
平凡な人生を幸福に生きていく――
男たちの新しい生き方のモデルを提示する意欲作
〝男らしさの呪縛″から解放されよう!
現在の男性たちには、案外、
低く鈍く冴えない人生を幸福に生きていくというモデルが
あまりないのではないか?
極端にマッチョな「男らしさ」だったり、
家父長制度的な意味での父親像だったり、
自己啓発的に勝ち抜けるような男性像だったり、
リベラルでスマートすぎる男性像だったり……
そのような「男」の人生のモデルはあるけれども、
それ以外にもいろんな選択肢や「物語」があってもいい。
「ぼくたちもだらだら、まったり楽しんでいい!」
(内容[一部])
●多数派男性の中の「弱者」たち
●「男性特権」が糾弾される
●男性たちはなぜ不幸なのか
●被害者意識のダークサイドに堕ちないために
●統計にみる日本の男女格差
●男たちのタテマエ、ホンネ、本心
●「すみっコ」としてのおじさんたち
●男たちにもセルフケアが必要だ など
内容説明
冴えない、裕福でもない、特別な才能もない平凡な人生をそこそこ幸福に生きていく。新しい生き方のモデルとは―男らしさの呪縛から解放されよう。ぼくたちもだらだら、まったり楽しんでいい。生きづらい世の中への叫びと救いの書。
目次
第1章 弱者男性たちが置き去りにされていく(映画『ジョーカー』が映す弱者男性の人生;弱者男性は誰と戦うべきなのか? ほか)
第2章 中高年男性にとって孤独とは何か(統計にみる日本の男女格差;男性特権にもかかわらず、男性たちはなぜ不幸なのか ほか)
第3章 弱者男性たちの怒りと叫び(インセル(非モテ)とは何ものか
「ダークヒーロー」としてのインセル ほか)
第4章 男たちは正しく傷つけるのか―濱口竜介・村上春樹・チェーホフ(正しく傷つくとはどういうことか?;男たちにもセルフケアが必要だ ほか)
第5章 このつまらない生のために
著者等紹介
杉田俊介[スギタシュンスケ]
1975年生まれ。批評家。自らのフリーター経験をもとに『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)を刊行するなど、ロスジェネ論壇に関わった。『対抗言論』編集委員、「すばるクリティーク賞」選考委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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