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内容説明
深い眠りから覚め、カレンは目を開けた。そこはロンドンの自宅ではなく、太陽の光あふれる見知らぬ部屋だった。手を握られていることに気づき視線を上げると、ハンサムな浅黒い肌の男性がこちらを見つめている。「やっと戻ってきたね」男性が言った。どういう意味？それに、この人はいったい誰なの？カレンがその質問をぶつけると、彼は一瞬言葉を失ってから言った。「僕は君の夫だ」カレンは凍りつき、目を見開いた。
著者等紹介
ソープ，ケイ［ソープ，ケイ］［Ｔｈｏｒｐｅ，Ｋａｙ］
１９３５年にシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職種を経験。趣味で書いた最初の作品が１９６８年のデビュー作となり、小説家の道を歩む。それ以後、五十作以上を発表している。現在は夫、息子とともに、イングランド中部のチェスターフィールド郊外に住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
ヒロインが記憶を失くした”三か月”って実にドラマチック。宝くじに当たって海外旅行に行き、運命の人ヒーローと出会ってあっという間に結婚。なのに彼女は浮気相手と家出をしたという。自分がそんなことをするとは思えないけれど弁解するにも記憶がない。ヒロインが控えめながら凛とした態度でこれからどうするべきか模索していて応援したくなる。義弟の妻と義理の母は最低。でもやはり、ヒーローの説明不足が一番いけないと思うのね。一目惚れしたヒロインを妻にして自分以外の男性の話なんてしたくなかったのか。メロメロヒーローは好きだけど。2015/10/04
きき
5
駆け落ちだと疑われるなんて辛いわね。記憶がないから反論も出来ないし、救いはヒーローの疑いながらも冷めることのない愛なんだけど。ヒーローも家族の事ちゃんと話しておかなくちゃダメでしょ。弟嫁の腹黒さと母親の変わり身の早さに嫌悪。縁切るべし。ヒーロー弟幸せになって欲しいわ2016/07/30
くろうさぎ
5
宝くじに当たったお金でブラジルに旅行に行ったヒロイン。出会ったヒーローとすぐ結婚！早すぎるよ～～～！事故にあって記憶喪失に･････。しかし、ヒーロー弟の妻って何がしたかったのか？？うぬぼれも対外にしてほしいって感じかしら？同じ嘘をつくなんて、、義妹と義母は同類？？2011/10/21
くろうさぎ
1
再読。こんな姑とは、謝ってもらっても、仲良くなれないわね・・・。2012/05/14
