出版社内容情報
【内容】
東海大学文学部教授 近藤英夫先生推薦――
考古学の成果をデジタルに位置づける作業として、暦年代の研究は重要である。歴史を正しく組立てる最近成果としての労作。
【目次】
はじめに
1 日本の年輪年代法の現状(光谷拓美)
2 弥生時代の年代(武末純一)
3 二〇〇〇年前の弥生都市(乾 哲也)
4 古墳時代のはじまりを探る(西川寿勝)
5 巨大古墳の時代(河野一隆)
6 飛鳥・奈良時代の考古学と暦年代(西川寿勝)
あとがき
挿図出典一覧
索 引
内容説明
近年、年輪年代測定法や放射性炭素C14年代法(AMS法)など、理化学的手法による暦年代の研究法は考古学者が提示できなかった厳密な年代測定値を数多く導きはじめた。新しい世紀の考古学はどのように進んでいくのか。本書は、理化学分析や考古学者の研究の成果など最新の研究を紹介するとともに、それらによって新たに解明された古代の歴史観を過去の鏡として読み解く。
目次
第1章 日本の年輪年代法の現状
第2章 弥生時代の年代
第3章 二〇〇〇年前の弥生都市
第4章 古墳時代のはじまりを探る
第5章 巨大古墳の時代
第6章 飛鳥・奈良時代の考古学と暦年代
著者等紹介
西川寿勝[ニシカワトシカツ]
1965年大阪府出身。大阪府教育委員会文化財保護課
河野一隆[カワノカズタカ]
1966年福岡県出身。独立行政法人国立博物館九州国立博物館設立準備室
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。