出版社内容情報
3年前、スペイン人伯爵の夫ルイの愛が偽りと知って、
ダヴィーナは、生後まもない息子を連れイギリスに帰国した。
自分は夫が本当に愛する女性の身代わりにすぎない――
その事実に傷つき、身を引くほかなかったのだ。
ところが最近になってルイが手紙をよこし、
息子ジャミーを跡継ぎとして自分のもとで育てたいと言う。
いまになって、なぜ……? 悩んだ末、ダヴィーナは、
息子のためを思い、屈辱を覚悟のうえで、
スペインのルイの城へ戻ることにした。
内容説明
3年前、スペイン人伯爵の夫ルイの愛が偽りと知って、ダヴィーナは、生後まもない息子を連れイギリスに帰国した。自分は夫が本当に愛する女性の身代わりにすぎない―その事実に傷つき、身を引くほかなかったのだ。ところが最近になってルイが手紙をよこし、息子ジャミーを跡継ぎとして自分のもとで育てたいと言う。いまになって、なぜ…?悩んだ末、ダヴィーナは、息子のためを思い、屈辱を覚悟のうえで、スペインのルイの城へ戻ることにした。
著者等紹介
ジョーダン,ペニー[ジョーダン,ペニー] [Jordan,Penny]
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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