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内容説明
天涯孤独のサリーは幼いころから里親のもとを転々として育ち、誰からも養子にしてもらえなかったことが深い心の傷となっていた。そんな彼女は18歳のとき、最愛の恋人トムに一方的に捨てられ、無惨に終わった恋を忘れるため、異国へと旅立った。いつか彼と温かい家庭をと夢見ていたのに、またひとりぼっち…。7年後、故郷に戻って助産師として働くことになったサリーを、避けては通れぬ試練が待っていた―敏腕ドクター、トムとの再会が。どれほど憎もうとしても、愛しい彼。でも、これ以上傷つきたくない。何年も練習してきたとおり、彼女が冷たくよそよそしい態度で接すると、それがトムの傲慢なハートに火をつけ、容赦ない誘惑が始まった!
著者等紹介
モーガン,サラ[モーガン,サラ] [Morgan,Sarah]
ロマンス作家。イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
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サラさんの3部作最終話。三兄弟の長男がヒーロー。25歳だったヒーローは妹の親友で18歳のヒロインを若さを理由に振ったことで彼女は海外に逃げた。七年経って勤務する病院で同僚となって帰ってきた。普段仲の良い妹はヒロインの味方で、剣もほろろのヒロインの態度に罪悪感と共に、話したい触れたいという衝動に駆られる身勝手なヒーロー。ヒロインは今でもヒーローに惹かれているが七年前のこっぴどい裏切りを二度と繰り返さないため必死にヒーローと対峙する。ヒロインの健気さにジンとした。ヒーローはもっと早くに間違いに気づくべき。2023/02/03