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出版社内容情報
この胸に芽生えた“好き”は、
きっと応えてはもらえない……。
牧師の父と古風な母に育てられたレティシアは、
初めての恋に破れて以来、男性には心を開けなくなっていた。
そんなときに出会ったのが、知人宅に滞在しているヤソンだった。
35歳のオランダ人医師はとても背が高く、ハンサムで、
警戒心をあらわにするレティシアに優しく言った。
「いつの日か、きみは誰かを好きになる。
そしてその誰かは、きみが世界でいちばんきれいだと気づくんだ」
事情を知る彼の、なぐさめの言葉でしかないことはわかっていても、
レティシアはしだいにヤソンに惹かれていくのを感じた。
夏の恋のはじまり――それは、眠れない夜のはじまりでもあった。
《ベティ・ニールズ・コレクション》より、HQイマージュの2300号記念を飾った貴重な作品をお贈りします。事故で足首を怪我したレティシアは、知人宅に運び込まれる際、ヤソンに抱き上げられて緊張します。重くないかしらと恥じらう乙女心はやがて恋心に……。
内容説明
牧師の父と古風な母に育てられたレティシアは、初めての恋に破れて以来、男性には心を開けなくなっていた。そんなときに出会ったのが、知人宅に滞在しているヤソンだった。35歳のオランダ人医師はとても背が高く、ハンサムで、警戒心をあらわにするレティシアに優しく言った。「いつの日か、きみは誰かを好きになる。そしてその誰かは、きみが世界でいちばんきれいだと気づくんだ」事情を知る彼の、なぐさめの言葉でしかないことはわかっていても、レティシアはしだいにヤソンに惹かれていくのを感じた。夏の恋のはじまり―それは、眠れない夜のはじまりでもあった。
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。