内容説明
後見人である公爵キャメロンを慕い続けてきたコリーン。18歳の誕生日にはプレゼントの一つとして大人のキスを乞い、キャメロンの熱と甘さを知った。互いにこれ以上進んではいけないと思えば思うほどに焦がれる気持ちは昂ぶり、コリーンはキャメロンの巧みな愛撫によって愉悦を教えられる。しかし、キャメロンには妻子を喪った過去があって…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
6
ろくでなしの父親に連れられさる公爵家にやってきた六歳のヒロイン。妻子を亡くしたばかりのヒーローはヒロインの境遇をあわれみ、妻子のぶんまでヒロインに愛情を注いで世話していく。そんな状態なのでヒロインは当然ヒーローを好きになるし、ヒーローも美しく育った彼女に惹かれていって……という感じ。ヒロインを保護者として大切にしたいと言いつつ、いざ手を出したらもう離せなくなったヒーローがチョロいというかwヒロインも基本いい子だけどいい子すぎてトラブルに巻き込まれているので、ヒーローには手綱を握っていてほしいところ。2021/07/23
デイジー
4
★☆☆☆☆すずね調のおじさまヒーローのエロさは全開。保護者のタガが外れてからは、一直線。その変わり身はいささかあっさりしすぎの感。いい大人なんだから、手を出す時点で覚悟がいるだろうに。何より、ヒロインが推せない。ヒーローの熱量に対して、十分に応えていない。身を引く理由も浅薄ならば、クズ親を庇う気持ちにも寄り添えず。クズ親へのざまぁも不足。おやじ系Rシーンは楽しめるけど、心情的には盛り上がらなかったな。2021/11/23
よむよむ
0
★★★★☆期待を裏切らずエロ、切なさ、ときめきをくれる。誘拐ではないけど光源氏的な始まりで40歳と18歳の歳の差&体格差カップルが良。父親は屑。冒頭あまりの酷さに泣いちゃった。おじ様がなんだかんだ元気に盛りまくってるのと嫉妬によってデビュタントも失敗?に終わるのが面白い。ヒロインはいたいけで健気で可愛らしい。頑張ったね、幸せになって良かったね…と2021/07/17