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内容説明
リタがラスベガスから帰ってきた。しかもコミュニティカレッジへ行くという。あきれる人もいるかもしれない。でも世間の評判を変えるには、身辺整理から。置き去りにした娘に堂々と会いたい一心だった。病院に知人の見舞いに行ったリタは、スタッフに当たり散らしている車椅子の中尉を見た。「泣き言はやめて、今の状態に慣れたほうがいいわ」リタは中尉が投げつけた雑誌を思いきり投げ返した。ほんの一瞬、中尉と目が合った。怒りと、みじめさと、自暴自棄。リタは今の中尉の気持が痛いほどわかった。
著者等紹介
レビス,シェリル[Reavis,Cheryl]
元看護婦で、ロマンス小説の作家として、シルエット・スペシャル・エディションに書いた作品で賞を受けている。シンダ・リチャーズの名前でも書いている。自ら遅咲きと語る彼女だが、執筆意欲では誰にも負けない。現在、夫とともにノースカロライナ州に住んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
4
「リトル・ダーリン」で自分の赤ん坊を車の中に置いてラスベガスへいっってしまったリタがヒロイン。後悔のない人生なんてないと思うけれど、このヒロインの過去はちょっと、いえかなり特別? 話が進むにつれて不思議と彼女の正直な話しぶりやカラっとしたユーモアが心地よく感じられるようになってきました。過去って切っても切れないものなんですよねぇ。2017/07/25
みータン
0
陸軍の落下傘部隊2作目。訓練中の事故の生き残りで、自らも重症を負い自暴自棄になっている傷ヒーローと、1作目(リトル・ダーリン)での赤ちゃん実母であり悪名高い過去を持つヒロイン。これが読み始めたら止まらなかった…。ロマンス、そしてエピローグが本当に良かったです。3・4作目は未邦訳(3作目は涙ものの感動作品だとレビューでの受賞を受けてるほど。ああ読んでみたい!ハーレ社さん邦訳を切に希望します!)2011/09/21
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