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内容説明
アンは結婚式などのビテオ撮影を請け負うフリーのカメラマン。ある日、撮影に訪れた教会で、マーク・レインと出会う。彼は魅力的だったがどこか陰があり、笑顔を見せなかった。その夜、アンは撮影済みのビデオテープを紛失し青くなるが、幸い、テープを見つけたマークが自宅まで届けてくれた。二週間後、二人は思いがけず、美しい海辺の町で再び会う。ある推理作家のインタビュー撮影を引き受けたところ、その作家というのが、マークだったのだ。パソコンの操作をアンに教わり、窮地を救われたマークは、執筆中の作品が完成するまで手伝ってほしいと申し出る。彼に惹かれ始めていたアンは快諾し、滞在を延ばした。だが、マークには美しい婚約者と、一人の息子がいた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒーロー、ヒロイン共に別の人と婚約していたという珍しいパターン。初めから惹かれ合っているのに、互いに相手に婚約者がいると思いギクシャクしています。ヒーローの子供がいることがこんなに後半になって判明したのに、ヒロインは何の苦もなく打ち解け、ヒーローと二人だけの時よりも自然なのが素敵な人間性が現れていたと思います。ヒーローは父親としては申し分のない人ですが時々、今切れる???と思ってしまうほど気が短く,小説家だから仕方ないのかもしれないけど、扱いにくい性格だと思います。 ,2016/10/26
romaco
0
★★★ これといった特徴のある話ではないけれど、ヒロインが頑張りやでテキパキとしていて好感度が高かった ヒーローは何度かヒロインの事を一方的に誤解するけどすぐに間違いを認めるし、ヒロインへの思いがチラチラと見え隠れするのがよかった2011/09/14
てん・ゆう
0
カメラマンヒロイン&作家ヒーロー。ヒロインの性格がたいへん良い!プライドが無駄に高いわけでもなく、かと言って卑屈なわけでもなく。人の気持ちになれる優しいヒロイン。ヒーローは嫌な人ではないけど、短気でちょっと扱いづらい感じは序盤からずっと感じるので、勘違いされ侮辱されたくないと思い、まだ婚約している振りをしたヒロインは尤もだと納得できた。ヒーロー息子も可愛いし、読後感良し。2011/02/06