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内容説明
施設育ちの苦学生クロエ・マーシャルの親友は、エンズウェイ国の王女モイラだ。見た目がそっくりな二人はよく入れかわって、教授たちをだましては楽しんでいた。すると、モイラが大胆な提案をし、二人は永久に入れかわる作戦を実行に移した。クロエにとって夢のような生活が始まった。十六年ぶりに帰国することになると、偶然アメリカ訪問中の隣国の国王から、専用機で送るとの申し出があった。少女のころしか知らない王様なら見破られるはずがないわ。だが、読みが甘かった。彼はおとぎ話の王子そのもの。正体がばれたら…。不安と恐怖にさいなまれながらも、クロエはしだいに“王女モイラ”になっていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
あまりにもあり得無さ過ぎて、逆に軽い気持ちでサラッと読めた。親友プリンセスに自覚も、覚悟も素質もないからと、施設で育ったヒロインと入れ替わるなんて、笑えた。資格も権利もないのに、貧乏はもう嫌だと、入れ替わりに同意したヒロインだけど、自分以外の誰にも懐かない犬を、犬のためだと訳の分からない理屈をつけて、犬嫌いの親友に託して去るのもどうかと思った。根性の悪い、弟王子の方が正当な後継者なわけで、ヒーローが許しても、国民はどうなの???とすごく疑問が残った作品でした。皆して国を私物化しすぎてると思った。2018/03/30
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