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内容説明
「あなたは心を失った王子さまね」妻を亡くしたあと山奥でひっそり暮らしているタイラーは、都会からやってきた情熱的な美女にそう言われてはっとする。アンナはタイラーの母親が勤める美術館の新任学芸員だ。その彼女が雪の降るなかを訪ねてきたのは、きっと、妻の命日を一人で過ごす息子を心配した母の差し金に違いない。悲しみの癒し方は人それぞれなのに…。一方アンナは、タイラーに会うたび胸がどきどきしていた。でも、彼の心には亡き妻以外の女性が入る余地はない。憧れても、おとぎばなしのような奇跡は訪れないのだ。ところが、激しくなった雪がふたりを山小屋に閉じこめた。アンナは緊張し、普段以上におしゃべりになって、不安と期待を抱いた―なにかが起こるかもしれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
田舎町で山奥に引きこもるシングルファザーに都会からこの田舎に憧れて学生時代からの目標を叶えて美術館の学芸員になったヒロインが一目惚れする。高校生から目標のためロクにデートもせず、家族の反対を押し切って越してきたのに、こんなに簡単にヒーローに落ちるって、ハンサムってだけでそこまで好きになるかな?ヒーローも亡き妻に罪悪感だけで、もう二度と人を愛さないって良くあるけど、ホントにそんなに亡くなった妻に執着するものかなぁ…ヒロインに惹かれるのに、避けたり、関係を持っても、無かったことにしようとしたり。理解できない。2017/05/30