出版社内容情報
人間の生涯にわたる心理学的発達の姿を、乳幼児期から老年期に至る重要な問題を取り上げて概観する。発達的変化に関係する固体側の条件とともに、固体がかかわる環境条件に注目する。発達の姿の学習に加えて、学際的視野、日常生活の中での発達の視点の意義などを具体的に学ぶことを通して、発達心理学への理解を深める。
１．現在の発達心理学
２．発達研究の歩み
３．ヒトから人へ
４．種々の機能が働き始める時
５．発達を作り出すもの
６．乳幼児の社会的発達
７．乳幼児の情緒的発達
８．児童･青年期における認知の変化
９．児童･青年期における自己と社会性
１０．対人関係の中での個人化
１１．大人になること
１２．人生半ばからの充実
１３．人生のイメージと人生の物語
１４．生涯発達の中での老年期
１５．発達心理学の課題と将来の展望
