出版社内容情報
通信は、現代のヒトとヒトのコミュニケーションを支えるとともに、高度なコンピュータ社会を支える重要な基盤技術といえる。本書では、有線・無線を問わず、コンピュータで取り扱うデータを信号として表現し、遠くまで伝送する通信の基本的なしくみを学ぶとともに、無線LANや携帯電話などの移動体通信、衛星通信や海底ケーブルなどによる現代の通信について学ぶ。そして最後に、モノのインターネットと呼ばれるIoT(Internet of Things)に代表される高度化する将来のコンピュータ通信についての展望を概観する。
目次
身近になった通信
情報を運ぶ通信路
情報を表現する信号
通信で取り扱う信号
情報を遠くまで運ぶ変調
符号を運ぶための変調
通信路を共有するしくみ
情報を伝える伝送路
目的に適した通信の実現
身近に存在する通信
移動体通信
モノをつなぐ通信
世界を結ぶ通信
情報を伝える放送
今後の展望
著者等紹介
葉田善章[ハダヨシアキ]
1975年徳島県に生まれる。現在、放送大学准教授・博士(工学)。専攻:情報工学、教育工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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