小学館文庫<br> きりひと讃歌 〈1〉

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小学館文庫
きりひと讃歌 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920010
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

人間が犬の姿へと変わってしまう奇病「モンモウ病」。この病気にかかわるさまざまな登場人物の行動を通じて、手塚治虫は読者に「人間の尊厳とは何か?」という問いを投げかけている。巻末に解剖学の権威・養老孟司のエッセイを収録。

▼第1話/六十六号室▼第2話/袋小路▼第3話/前駆症状▼第4話/陥没▼第5話/ゴルゴタの丘●登場人物/小山内桐人(M大医学部付属病院医師・モンモウ病の研究を行っていたが、師である竜ケ浦の企みにより、自らモンモウ病にかかってしまい、世界各地をさまよう運命となる)、竜ケ浦(M大医学部付属病院第一内科医長・医師会の会長を目指し、モンモウ病を利用して業績を上げようと画策する)、占部(M大医学部付属病院医師・桐人とは古くからの仲だが、桐人・いずみと竜ケ浦の板挟みになって苦悩する)、いずみ(桐人の婚約者)●あらすじ/人間がだんだんと、犬か狸のような姿へと変わり果ててしまう不治の病「モンモウ病」。M大医学部付属病院では、内科医長の竜ケ浦を中心にモンモウ病の研究が行なわれている。しかしその内部では、モンモウ病についての意見が対立しており、伝染病説を説く竜ケ浦は、風土病説を唱える桐人を疎ましく思っていた。そこで竜ケ浦は、どす黒い企みを胸に、モンモウ病の論文をまとめ終わった桐人に、その患者が多数発生している犬神沢村へ発つよう勧める(第1話)。▼桐人がやってきた犬神沢村は、深い雪に閉ざされた片田舎であり、住民もまた閉鎖的である。彼

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みえ

38
人間が犬のような顔に変形していく奇病と医学界の問題を取り上げた話。ちょっと不気味なとこもあるし、理解できない医師も出てくるが、夢中で読んだ。2018/09/09

ちくわ

19
1~3巻。手塚作品は、時々こういうふうに問いかけてくる。君たちはほんとうの正義を忘れていないか。カネ・権力・保身・偏見に心を奪われていないか。きっぱりノーとは言えない、われわれ現代人への警告を、SFを交えた漫画で見事にこころを突き刺してくる。(☆4)2018/11/28

かに

7
前に、しゃべくり007でオススメしてたので気になって、ブックオフで100円で購入。手塚治虫はこんな話も描いてたんだなぁ。体が犬のようになってしまうモンモウ病を巡る、医師たちのあれこれ。調査という名目で人体実験の標的にされ、自らモンモウ病にかかってしまう小山内桐人。最後の養老孟司のエッセイはばんばんネタバレしてるけど、けっこうおもしろい。「患者は個人性と資料性の両面をもつ。」これがテーマなのかな。僕も経験したことある、大学病院の冷たい感じの医師の態度は、あの人が医師であり研究者でもあるからなんだろうなぁ。2014/08/07

武 信介

7
きりひと賛歌全3巻。30年以上前に初めて読んでから、これで、何度読み返したかわからないぐらい大好きな話です。 何度、再読しても、泣けます。もちろん今回も号泣。 自分では、手塚さんの最高傑作と思ってます。 一言でいうと、ブラックジャク+白い巨塔+銭ゲバ かな? 手塚ファンで、読んでいない方は、もちろん、手塚ファンでない方にも、 絶対オススメです。 なお、一巻に養老さんのネタバレ解説があるので、注意ください。2013/02/03

007

6
なかなかのブラック手塚全開な話なのでは。2022/04/04

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