出版社内容情報
2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は世界共通の目的となっている。
持続可能な開発目標は、自然環境や資源の持続可能性という観点で環境問題と強いつながりがある。また、環境資源が希少な資源であると認識されるようになったことで、環境問題の解決も経済学の課題となった。本書では、持続可能な発展を実現することに対して経済学ができる貢献や、持続可能性のモデルなどの紹介をしながら、経済学の視点で同目標が環境問題や地域の経済発展に与える影響について解説する。
目次
持続可能な開発について
地球の限界と閾値
SDGsの目標
環境問題を経済学で分析する
市場を正常にする
持続可能な発展と経済学
イノベーション
貧困・飢餓・不平等
教育と労働
消費者の役割
企業・NGOの取り組みとその評価
資源の制約:水・衛生・エネルギー・資源
インフラ・都市・産業化
生物多様性と生態系サービス
気候変動
著者等紹介
坂田裕輔[サカタユウスケ]
1971年大阪に生まれる。現在、近畿大学産業理工学部教授、博士(国際公共政策)。専攻:環境経済学、地域経済学。研究テーマ(1)フェアトレードを中心とした持続可能な社会・経済に対する消費者意識の研究。(2)多様な生態系サービスを供給する主体における生産システムの研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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持続可能な開発について: 環境問題→地球環境問題 地球の限界と閾値: プラネタリー・バウンダリー SDGsの目標 環境問題を経済学で分析する: 市場の失敗と限界 市場を正常にする: 限界排出削減費用 持続可能な発展と経済学: 財・サービス・資本・資源 不確実性下の意思決定 イノベーション 貧困・飢餓・不平等 教育と労働 消費者の役割: 倫理的消費者 企業・NGOの取り組みとその評価 資源の制約:水・衛生・エネルギー・資源: バックストップ技術 インフラ・都市・産業化 生物多様性と生態系サービス 気候変動2024/10/10
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