出版社内容情報
日本語や英語などの自然言語は人間の知的活動の根幹をささえるメディアである。自然言語のコンピュータ処理に関する研究・技術分野を自然言語処理と呼ぶ。近年のコンピュータおよびニューラルネットワークの進展とともに自然言語処理技術は劇的に進展し、ウェブサーチ、対話システム、機械翻訳などの応用システムが我々の日常に浸透しはじめている。本書では、自然言語の性質、コンピュータで処理するアルゴリズム、難しさ等を理解する。これによって、自然言語処理の応用システムを健全に利活用する能力を身につける。
目次
自然言語処理の概要と歴史
文字列・テキスト処理の基礎
言語リソースの構築(1)
言語リソースの構築(2)
語の意味の扱い
ニューラル自然言語処理の基礎
機械翻訳
Attention機構に基づくニューラルネットワークモデル
系列の解析
構文の解析
文の意味の解析
文脈の解析
情報検索
質問応答
対話システム
著者等紹介
黒橋禎夫[クロハシサダオ]
1966年京都府に生まれる。現在、京都大学大学院情報学研究科教授。2023年4月より国立情報学研究所所長。専攻は自然言語処理、知識情報処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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