出版社内容情報
人生100年時代といわれる現在のわが国では、高齢化と少子化が法制度に多大なインパクトを与え続けている。またグローバル化の進展は、法制度についても国際標準・国際協調を要求している。これらの潮流を受け、近時、わが国の家族に関わる法制度=〈家族と法〉は、不断の更新を迫られている。本書では、最も基本的な法制度である民法の第4編親族と第5編相続を中心に、家族や家族の生活を取り巻く多種多様な法制度の基礎を学ぶ。
目次
総論“家族と法”の150年:明治から令和まで
家族の形成1“夫婦”
家族の形成2“親子”
家族の解消
家族と子ども
家族の多様化
家族と労働
家族と貧困
家族と高齢者・障害者
家族と住居〔ほか〕
著者等紹介
本山敦[モトヤマアツシ]
1997年横浜国立大学大学院国際経済法学研究科修士課程修了。現在、立命館大学法学部教授。専攻は民法(親族法・相続法)
岩井勝弘[イワイカツヒロ]
2004年慶應義塾大学法学部卒業。2006年法政大学大学院法務研究科修了(法務博士)2007年弁護士登録(神奈川県弁護士会)2014年~神奈川住宅紛争審査会紛争処理委員。2018年~鎌倉市建築審査会会長職務代理(2022年~会長)2021年~神奈川県建設工事紛争審査会委員。現在、岩井法律事務所・弁護士。放送大学客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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