放送大学教材<br> 樋口一葉の世界

個数:
  • ポイントキャンペーン

放送大学教材
樋口一葉の世界

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 02時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595323928
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1395

出版社内容情報

樋口一葉の「人と文学」の両面から、その全体像の把握を目指している。古典と近代の過渡期を体験した一葉は、短い人生の中で、日本文学史の大きな節目を提示している。一葉がどのような文学的な意欲を、どのような文体で実現したのかは、完成作品としての一葉の短編小説の中に実現されているが、一葉の残した和歌・日記・雑記・書簡などにも焦点を当てて、一葉文学の深層を読み解き、わかりやすく解説する。文学ジャンルや時代性、同時代の文学者との交流や相互の影響など、多角的な視点から、一葉文学の魅力と達成に触れてみたい。

目次

樋口一葉の文学世界
「萩の舎」以前の一葉と樋口家の人々
「萩の舎」入門
一葉における無常の認識
小説家への道
習作期から「武蔵野三部作」へ
作品発表の新たな舞台
『都の花』と『文学界』への登場
下谷龍泉寺町時代
本郷丸山福山町時代の文学開花
博文館とのつながり
さまざまな可能性
『たけくらべ』を読む
『通俗書簡文』と、現実への回路
一葉文学の達成域

著者等紹介

島内裕子[シマウチユウコ]
1953年東京都に生まれる。現在、放送大学教授、博士((文学)(東京大学))。専攻は中世を中心とする日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

187
古典を取り入れた創作を萩の舎で叩き込まれ、そこで自ら作った歌を種に小説を書き始めた。一葉の小説を自力で読むのは大変だが、本書は日記を参照しつつ作品を年代順に辿り、一葉の人生と絡めて作品の勘所をわかりやすく示してくれる。日記には、母と妹を養うため苦しみの中で執筆する日々、母や妹と小さな店を開いた頃のこと、また半井桃水への片思いを仄めかした所…等々。こんなにも倹しい生活圏から後世に残る名作を紡ぎ出していった一葉のひたむきな仕事に打たれずにいない。ラジオ講座は始まったばかりだが、テキストだけ先に読んでしまった。2023/04/22

masasamm

0
放送大学の教科書。樋口一葉の作品をもっとじっくり読みたくなりました。2024/01/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20803036
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。